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Aside
もちろん、一緒の学校でよかった... 勉強してよかつた....って思うことは、数えきれないほど沢山ありますが...その文大変なことも沢山です。
辰兄のモテっぶりに、毎っっ回ハラハラしなきゃいけないんです！いやだぁぁぁっ！
私がアワアワしていると、2人は私の肩をぽんっと叩いた。
奈々｢あんた...落ち着きなさいっ！ よく考えてみな？あの子たちは学校にいるときしか辰哉さんと絡めない。｣
大樹｢おまえは帰ってからひとり占め...やりたい放題し放題｣
ゔっ.......
｢そっ、それはそう...だけど....｣
てもやりたい放題し放題ではないぞ!?
無意識にもう一度辰兄のいる中庭の方を見た。
･･･あれ？
辰兄のまわりに集まってた女の子たちしかいない....。
女の子たちは何やらキャーキャー盛り上がっていた。
何があったんだ...
奈々｢...気になる??｣
奈々がのぞき込んで聞いてきた。
｢...もちろん！！｣
ガタッ！！！
私は勢いよく立ち上がり、中庭に向かって走った。
奈々｢一途だねぇ Aは....｣
大樹｢ほんっと犬みてぇだよな、あいつ(笑)｣
奈々｢まぁそこがかわいいよね♪｣
｢ハア...っ...やっぱいないや｣
急いで1回まで来たのはいいものの、やっぱり辰兄の姿はなかった。
ってか私は何のためにここへ...
いつもそうなんだよね。
辰兄が女の子としゃべってるの見ると、考える前に走っちゃってる。別に話してるのを邪魔するつもりではないんだけど....
ストーカーじゃん...って、いっつも反省する、
しかたなく戻ろうとすると...
｢まじ辰、可愛すぎ!! やっばいよね！｣
｢かっこよくて優しくて頭よくて運動できて...まじ付き合ってくんないかなぁ?!｣
前から先輩たちが歩いてきた。
たしか...辰兄と同じクラスの人
しかもさっき辰兄のまわりに集まってた人たちも一緒だ。
｢だめぇー！辰哉はあたしのだし...... あっ｣
その軍団のまん中にいる人と目があった。
と、いうか...にらまれてる....
その人はツカツカと私に近づいてきた。
｢何？何見てんの？｣
先輩は私の目の前に来ると、上から見下ろすように言った。
｢いやぁ...別に見てませんけど....(っつーかおまえが勝手に見てきたんだろうが)｣
｢はぁ!? 何その言い方、まじむかつくんだけど！｣
気がつくと、私は先輩たちに囲まれていた。
｢だって見てないですから...｣
｢だからぁ！見られてたからこっちだって見てんだろ！っつーかあんたさぁ....｣
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作者名：み る 。 | 作成日時：2020年12月21日 17時
