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14話 ページ14

『これに合うんじゃない?足も長いから強調できるわ』

「いいなこれ、着やすそうだ」

なんだコイツ、大抵の男子は女子の買い物(服選び)には一生着いて行きたくないと思うほど長ったらしくめんどくさいものだと言われているのに、

「お、これもいいんじゃね」

『あ、うんすごく似合う。センスあるわ』

この男……強い。

本当は女子なんじゃ……んなわけが無いな。

一通り何着かは皆さん知っているようなお店で購入した。

これだけセンスもいいならブランド物でもいいの選ぶだろう……ちょっと見てみたい

『ねぇ、最後にあそこの服屋見てから行かない?』

「お?……なんか高そうだぞ?」

見ただけでわかるのね、そうよ結構お金飛ぶわ

けど問題ない、ずっと働きまくって使ってたのは電気代と食と酒だけ
家賃は何故かいつも振り込まれてる。
多分部長だろうけど、そこまでする理由あんのかね?
苦労してないし逆にありがたいから何も言わないけど

『良いのよ、早く行こう』

手を引いて入って来たのは服1着て1万以上はする店

入るとほかの店より落ち着いた声で「いらっしゃいませ」と聞こえてくる

『さぁロジャー、選んできてね』

「俺が選ぶのかよ。……わかったよちょっと待ってろ」

数十分もかからなかった

「ほらよ、あんま高いもんじゃないやつを選んだ」

ロジャーの持ってきた服は高そうって訳じゃないがロジャーに良く似合いそうな服だった

『私の負けだわ……よし買うわよ』

「???おう、」

お会計を済ませると店員さんはロジャーの方を見て「着て行かれますか?」と一言言った

「んー、じゃあ着ていくA、待っててくれ」

そう言って他の店員さんに試着室に連れていかれ私だけ取り残された

「かっこいい彼氏さんですね」

『え?……彼氏じゃないですよ
訳あって引き取ってる子です、こう見えて7歳も離れてますから笑』

そういうとほんとにびっくりしたようで目を見開いていた

「そうでしたか!とてもお似合いでしたのに」

『まさかー』

私はつい一昨日彼氏に振られたばかり、そんな私が直ぐに恋をするなんてできるわけが無いし、したいと思わない

確かにロジャーは顔はいいし性格もグッジョブ。でもそれは颯太だって同じだった
傷つくのはもうコリゴリよ

「Aできたぞ!どうだ?似合うか?」

試着室から戻ってきたロジャーの姿を見ると息を飲んでしまった

『似合っ……てる。かっこいいよ』

「ほんとかー?てかこっち向いてから言えよ」


急のことで顔を逸らしてしまった、心做しか顔が熱い気がする……

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もも - ミノさん» 焦ったww私の夢の中で出てきた幽霊キャラと同じ名前wwびっくりしたぁ〜〜〜……… (3月12日 18時) (レス) id: 2bfbe6c963 (このIDを非表示/違反報告)
ミノ(プロフ) - 続きが気になりすぎます((o(´∀`)o))ワクワク最新頑張ってください✨ (3月12日 18時) (レス) @page33 id: 7c3ba8c0b7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:PERSONA | 作成日時:2020年6月27日 15時

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