11話 ページ11
「おぉ!!面白そうだな!!やってみたい!俺これやってみたい!」
目をキラキラさせまるで小さな子供のようにはしゃぎだすロジャー、それを見てもっと働こうと思ってしまった私は既に末期
『仕方ないな、私もあまりやった事ないけど麻里ちゃんの家で大半はやったことあるから
明日も休みになりましたし?オールやっちゃう?』
そう、明日は久々の休み。何度休めと言われても仕事が楽しくてやり続けてた私がやっと休んだことで社長もすごく泣いて喜んでた
明日は買い物も行くけど昼からでいいだろう。
ニヒルと笑った私にロジャーは酷く整った顔で笑った
「望むところだw」
そのあとは初めてゲームに熱中した、私もロジャーも初めてでも大抵のものは直ぐに慣れて上達するらしくどのゲームでも互角だった
それでもこれだけ他人と遊んで楽しかったことは無かった、
たとえ彼氏であったとしても麻里ちゃんだったとしてもここまではっちゃけるほど楽しくはならなかったから
『ってもう夜中の3時になってる……』
オールやっちゃう?とか言った私だったがほんとにここまで起きていられるとは思わなかった。
私は基本何も無ければテレビも付けずすぐ寝るタイプの人間、こんな時間まで起きていたのは大学入試の勉強をしていた時だけだったしその時はちょうどお父さんが亡くなって間もない時だったし、寝れなかったのもあるけど
『ロジャー、眠くない?』
「ん?んー……眠たくはねぇさ、これ楽しいし。」
『そう、それならいいけど』
「なんだぁ?A眠てぇのか?」
残念ながら大当たり、今の時間を知った瞬間眠気がどっと来た
そもそも今日結構仕事頑張ったんだよ2日分終わらしたから
『んー眠い、けどベッドに行く気力もなぁいめんどくさぁい』
「絶対最後のが本音だろ……
ほれ、ここ乗れ」
そう言われパンパンと叩き出したのは膝
そこに乗れと?何故に。
まぁ乗るけど、今の私の思考は停止してるから。眠たすぎて
『んー硬いなぁ』
「うっせ、文句言うな。
おやすみ」
『おやすみー』
私よりも遥かに身長の高いロジャーの足にすっぽりと入った私
結構鍛えてるのね、私もやし系隠れ筋肉好きなのよタイプだわ
うちの洗剤の匂いなのに私の匂いと全く違うロジャーの匂いに包まれ
ふかふかのベッドでもないのにぐっすり眠りについた
「ったく……俺の気も知らないで」
既に夢の中にいる私には聞こえなかった……
《ん?ここどこ?》
さっき寝たはずなのに目が覚めてしまった私
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もも - ミノさん» 焦ったww私の夢の中で出てきた幽霊キャラと同じ名前wwびっくりしたぁ〜〜〜……… (3月12日 18時) (レス) id: 2bfbe6c963 (このIDを非表示/違反報告)
ミノ(プロフ) - 続きが気になりすぎます((o(´∀`)o))ワクワク最新頑張ってください✨ (3月12日 18時) (レス) @page33 id: 7c3ba8c0b7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:PERSONA | 作成日時:2020年6月27日 15時