【カゲプロ】訳ありの超健全少女はメカクシ団No11になりました。

128話「しまった。ボク、日本食を食べたことがないんだったぁ！！」 ページ31

ボクとレイちゃんがそんな会話をしてる間他の子たちも、どうでもいいような、でも他愛ない会話をしてたようだ。


みんな同じなんだね。

キド「さて、そろそろ夕飯の準備しないとな。」


時刻は4時半。


わーいご飯だー！！


奈緒「だんちょ〜！今日の夕飯はなんですか！！」

キド「今日は和食だな。」

奈緒「にゃ？和食とな？」

カノ「ヒナちゃん、いつも以上にハイテンションだねww」

あはは、ご飯と聞いて、素のままハイテンションになっちゃった☆

ってそうじゃなくてよ！

奈緒「わ、和食ぅ！？」

カノ「もしかして食べたことないの？」

奈緒「和菓子すら食えない……」

モモ「美味しいですよ？」

モモちゃぁん！！そんな、おしるこーラムネ飲みながら言われてもなぁ！！

セト「大丈夫っす！美味しいっすよ！」

セトさんも、マリーちゃんと戯れながら言われても説得力ないって！

ヤバイよー！！


和食ってなにかな？

こう……昨日メールで、質素で慎ましい素晴らしい食文化ってママに聞いたけど…

あ、今でも両親とはちゃんと仲いいから！

でも、両親はこの目のこと知らないんだよ！！

って違うの！

クロア「大丈夫大丈夫！アタシなんて人間の時、何にも食べてないし！アンタなら色々食べてるんでしょ？ならいけるって！」

クロアそれ人間じゃないでしょぉ！？

あと、不安を煽るな！

キド「ともかく、大丈夫だって…」

----PM6時----


全「「いただきます！！」」

奈緒「い、いただきます……」


ブリ大根と、焼き魚と、味噌汁と米。

パクッ


もぐもぐ


モモ「ヒナさん、ど、どうですか…？」

…………


………………


奈緒「……………うっまあぁぁ！！」

何これ超美味しい！！

クロア「良かったじゃん〜」

エネ「いいなー和食ーしかもブリ大根ー！！」

A「美味しそうですね……」

亜麗「おや、美味しそうな魚ですね。」

電脳っ子達が羨ましがるのがわかった！！


−−−−−−−−−−−

和食の素晴らしさを知ったヒナちゃんでした。


作者から

あと2話で続編だ^p^

129話「単純な理想って、一番難しいじゃない？」→←127話「笑顔でいられる時間は、かけがえのないモノなんだ。」

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