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彼方さんの側にいるからには、わたしもちゃんと誇りに思えるような、素敵な仕事をしたいから。
どうしても心配そうな彼方さんに、わたしが思っていることを伝えた。
伝えてみたものの、思い返して見るとすごく恥ずかしいことをしたかもしれないと不安になっていると、
ぎゅっ、と抱きしめ返してくれて。
「あの、ちょっと、」
どうしよう、どきどきする。
「ごめん、なんか嬉しくて。俺ももっと頑張る。Aのこと応援してるけど、本当にだめなときは言わなきゃだめ。約束。」
なんて言いながら、ちょうど胸にあたった耳から彼方さんのはやい鼓動が聞こえて。
少し体を離して、目が合うと、自然とキスをして。
段々深くなるキスに苦しくなって唇を離すと、
「A、大丈夫?」
と、すごく優しい顔で私を見つめる彼方さんに大丈夫です。と答えた。
「多分、これ以上したら止めらんないんだけど。」
なんて少し恥ずかしそうに言う彼方さんが愛おしくて。
「止めなくても、いいです。」
と言うと、あんま余裕ないんだけど、怖かったら言って。優しくする。と私の頭をぽんぽん撫でて、またキスを落とした。
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airi(プロフ) - これからも頑張ってください! (2017年9月28日 18時) (レス) id: f0639aa464 (このIDを非表示/違反報告)
あおいろ - わあ!えろるさんだぁ!!Foooooooooo!←完全にテンション崩壊。これからも楽しみにしてます。頑張ってください! (2017年9月27日 20時) (レス) id: 6dde1d0c13 (このIDを非表示/違反報告)
まぁ(プロフ) - えろるさん…えろるさん…えろるさぁぁぁぁぁん!!!!ぐはぁ…゚+。(*′∇`)。+゚鼻血 (2017年9月27日 16時) (携帯から) (レス) id: 8d2fa75611 (このIDを非表示/違反報告)
Miruki - えろるさん最高です!! (2017年9月27日 16時) (レス) id: 41170e6024 (このIDを非表示/違反報告)
夕暮ノ穹 - ん"んんっ……えろるさん降臨………(鼻血) (2017年9月27日 10時) (レス) id: 47db33e843 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雨 | 作成日時:2017年9月13日 10時