検索窓
今日:4 hit、昨日:17 hit、合計:10,636 hit

五十三 ページ4

「中也と出逢ったのは私がマフィアに来たその日で、子供の頃だったので、惚れたと云うより気になる存在でした」


「善く判らないけど素敵ね!Aがお姫様でチュウヤは王子様ね!」


目を輝かせて云うエリス嬢。貴方の方がお姫様みたいですよ


それから、私とエリス嬢は、殆どのスウィーツを完食させた


「暫くスウィーツは要らないかも…」


「善く食べるねえ二人共」


感心する森さんと、驚いた顔の中也


「甘いは正義!ね、A!」


「そうです!男性には一生判りませんよ」


「君達は姉妹みたいだね」


森さんのその一言で、脳裏に浮かんだのは、お兄ちゃんだった


お兄ちゃん


私今どんな顔してるんだろう。姉妹みたいだねって云われただけなのに、何に怯えてるんだろう


莫迦みたい

五十四→←五十二



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.3/10 (25 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
54人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:MIA | 作成日時:2017年7月5日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。