素直になりたいのは君のせい2【月永レオ】 (ページ6)

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みにくいアヒルの子ページ6

レ｢探したぞ〜！A！おっ、アイラもいる！うっちゅ〜☆｣

『っくりした…心臓止まるかと思った』

藍｢レオさん！こんにちはァ｣

急に抱きついてくるものだからビビる
外では家と同じようにするんじゃないよ。
誰が何処で見えてるのか分からないし
という目の前には藍良くんがいるのだけど

『はいこれ、忘れてった書類』

レ｢ありがとな〜！Aが持ってきてくれなかったら今頃死んでたかも。お礼にちゅーしてやろうか｣

『やめろ…っ』

バッグからだした封筒に入った書類を渡すと
勝手に話が進みキスをされる
お前ここ外だっつーの

藍｢レオさんとAさんがちゅ、ちゅーして……も、ももももしかして付き合ってるのォ！？｣

レ｢アイラ知らなかったっけ？てっきりESのアイドル皆知ってるかと思ってた｣

『はぁ……それは私たちが夢ノ咲にいた世代だけじゃない？藍良くんは入れ違いだったし、私もES1年目でやめたし知らなくて当然だと思うけど』

藍｢とんでもないものを生でみてしまったよォ…！今日は命日かなァ！？｣

なんだこの空間。
なんか良かった藍良くんが知らなくて、ってことはネットとかでは今のところ付き合ってるっていう噂はできてないって事だ。
安心安心。

藍｢あの、！Aさん。アイドルを無期限活動休止したのはそれが理由だったりするんですか？あんなに人気だったのに突然だったから、俺も結構ショックで…｣

『理由は別。夢ノ咲にいた人なら知ってる人もいるし、一応同業者として話しておく。
卒業前から考えてたのアイドル辞めたいって、他の道を進みたくて。
だから今はただの作家でレオの恋人に過ぎない一般人』

藍｢そうなんだァ…ってことはアイドル辞めてから付き合ったのォ？｣

レ｢高2ぐらいから付き合ってたけど…何年になる？7？｣

藍｢そんなに昔から！？なんか色々起こりすぎて頭がパンクしちゃいそうだよォ…｣

可愛い行動を見守りつつ本当に最近夢ノ咲卒業した人なのかと疑う
まだ高校生感が抜け切れてない

レ｢俺はそろそろ行くぞ〜セナに怒られる〜！｣

『早く行けよ〜この歳になって遅刻すんな』

藍｢世の中には知らないことも沢山あるんだねェ…｣