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嫌がらせ ページ32

『何これ』

そこにあるのは一通の手紙だ
私宛…想像つくのはあいつ1人でしか居ないだろう
仕方なく中身をあけた


『痛っ…』


中には無数のカッターの刃が入っている
怪我させて仕事に支障をきたしたいのか
考えすぎだよな
カッターの刃を分けて中に入っている紙切れをみた


[親愛なるAさんへ、
好きにしていいと言われたのでそうします♡
どうですか?カッターの刃が指に刺さって痛いですか?さぞ指は赤く染ってるでしょうね!
次は何がいいでしょう?
ちなみに抵抗したって無駄ですからね
愛しのもなより]


何が親愛なるよ、何が愛しのよ
とても恐怖を感じるわ。
誰にもバレないようにその手紙を自室のゴミ箱へ投げ捨てた。




その日から全ての始まりだ
主に私に被害が食らう
どこかであいつが見ているようで恐ろしい。
最初はただの嫌がらせ程度だった
最近は大事な書類がなかったり、Knightsにも手を出してるようだ
なんで今更夢小説のいじめみたいなことが起きるのよ
誰にも心配をかけたくないため言わないことにした




泉「どうしたのそれ!こんな傷つけてあんた馬鹿ぁ!?」

『なにエ〇ァのアスカみたいなこと言ってんの』

泉「それはどうでもいいの!どういう生活したらそんなに傷ができるのさ!」


近くに来ては私の傷口をみた
最悪会うなら凛月の方が良かったな


『まぁ、色々。紙で指切ったりコケたり…』

泉「…はぁ、気をつけなよ?こんなのみたられおくん心配するんじゃないのぉ?」

『レオとはずっと話してない』

泉「早く仲直りしなよ。今回は何が原因なの?」

『アイツが全部悪い…けど喧嘩になった原因は私』


泉こそ1番言いたくない相手だ
いつか口が滑りそうなため息を飲んだ
下を向いても足も傷だらけだ、惨めだな
こんなに傷ができてるのに痛いとも思えない
感覚が麻痺してるのだろうか
家にいないことも最近はあるしアイツちゃんとご飯食べてるかな


泉「そんなに意地張ることなのぉ?いい加減そういうところは大人になりなよ」

『違う…』

泉「どうせ家に帰ってないんでしょ?れおくん、Aがいなきゃ駄目な奴なんだから」

『分かってる…』

泉「不登校時代のアイツを思い出すよぉ、今のAは」

『ごめん』

泉「そういうところ、ほんっと世話のやけるヤツらだねぇ。
……もしもしくまくん?どうしたのぉ……はぁ?……わかったすぐ行くから」


また何かあったのかなんとなく通話の内容がわかってしまう

うつ→←2面生を持つ女



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作者名:うななちゃま | 作成日時:2022年10月14日 0時

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