素直になれないのは君のせい【月永レオ】 (ページ24)

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嫉妬と恐怖ページ24

レ｢なぁ、一緒に歩いてたやつ誰｣

『な、に…きゅうに…』

唐突に家に押し寄せて来たと思えばベッドに倒されこのざま
腕を捕まれ逃げることも出来ない

一緒に歩いてたやつって誰だよいつの話

レ｢お前学校帰りに何他校のやつと歩いてんの？｣

『日和のこ、と…ん、ぅ…』

名をあげればすぐさま口を塞がれる

あれはただ仕事先が一緒なだけだったのに

いつもとは違うキス
これは多分怒った時。息ができなくて苦しい

こいつってこんなに嫉妬深かったっけ
Knightsと居るとそんなこと無いのに
いや、ないつだからか？

そんなことがぐるぐる頭の中でまわる

思考停止するぐらいに酸素が足りない

レ｢散々今まで俺のだって言ったよな…分かってないの｣

『おまえ、の、じゃない…て…いや、はなして…ぁ』

息が耐えて過呼吸になりそうだ

首元に痛みが走り、私はレオのだと分からせられる

酸素が欲しいと口をあけると別のものが入ってきた

『ぁ…。ぅ…んん…ぅ…』

必死に抵抗しようとも男子高校生1人押しのけれる力がない

レ｢…嫌とか言ってるけど好きだろ？こういうの｣

服の上からなぞられて、背徳的な感情になる

このままだと本当に抱かれてしまうのか
さよなら私の処女
ぎゅっと目を瞑ったまま抵抗を続けた

『ちがっ…ひゃ…ぅ』

レオの冷たい手があたりビクッとはねた

触り方がいやらしい

レ｢…ん、分かった俺は帰る｣

すっと手を解き私の上からおりた

『ぁ、…うん』

ドアノブに手をかけ私の部屋から姿を消した

なんだったんだ今のは
私が嫌って、違うって言ったから？

何なんだよそれ…

ベッドの上でうずくまった
まだ熱が残り腹の奥が熱い
レオが触れたとこ全部…

『何それ不完全燃焼じゃん…』