キラキラ輝くアイドルに！【明星スバル】 (ページ6)

今日:20 hit、昨日:24 hit、合計:9,394 hit

金星の再会ページ6

HRが始めるころ私は見覚えのある子を見かけた

遅刻してはまずいのですぐに教室へ戻ったが、気になってしょうがなかった

陣｢今日からこのクラスに転校生してきた子だ。みんな仲良くしろよ〜｣

あ｢あんずです。よろしくお願いします｣

『あ、あんず！？』

ス｢わっA知ってる子？お友達？｣

陣｢咲野うるさいぞ〜お喋りは終わってからな｣

『すみません……！！』

転校生ってあんずちゃん！？どうして夢ノ咲に！？
中学ではアイドルになりたいって言ってた子じゃなかったのに
案の定あんずちゃんの周りにはたくさんの人が集まっている
というかアイドル科みんなが注目している
Trickstarのみんなもあんずちゃんの方へ行ったのだ

｢……はぁ｣

どこか胸のもやもやが収まらない
なんでだろ
大きなため息をつくと誰かが近寄ってきた

あ｢Aちゃん、久しぶりだね｣

『…！あんずちゃん！』

あ｢まさか本当に夢ノ咲にいるとは思って無かったよ｣

『私も！あんずちゃんはなんで夢ノ咲に来たの！？ううん。私とアイドルやらない！？』

あ｢えっと……私アイドルするためにきたんじゃなくって、プロデュース科のテストケースらしくて｣

『ぷろでゅーす？』

プロデュース科なんて聞いたことがない
テストケースなんていうのだから新しくできるのだろうか。
それでも女子が1人増えるのはありがたい

あ｢アイドルはできないけどアイドルを支えるのが私の役目だからよろしくね｣

『……！！うん！！よろしく！！』

数年ぶりに再開した女の子の友達はとても眩しく見えました
まるで女神のように

真｢Aちゃんいつも以上にテンションが高いね｣

ス｢ほんとだ〜中学生の時みたい！｣