キラキラ輝くアイドルに！【明星スバル】 (ページ31)

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ステラと宝石ページ31

あれから数日、一気に迫ってくる喪失感に負けるべく、私は部屋の掃除をしていた。

貯金箱の中を開けると沢山溜まったお金がでてきた
中はキラキラな十円玉や五百円玉が沢山あった

夢ノ咲に入って学院内通貨を使っていたため普段使うお金が溜まっていた

『懐かしい、スバルはいつもキラキラな方がほしいって言ってたな。今はもう無くなるのかな』

あぁ、また変なこと考えちゃったよ

…そっか、お金使おう！忘れる為に

今まで食べれなかったパフェにクレープ、全部食べてやろう。

胃の中にしまって消費しよう。

形そのものを忘れて消えてしまうように

アイドルもいつから好きなのかも分からない恋も。

私は鞄の中にお金が沢山入った財布とスマホを入れた

『あ……』

スマホに通知が溜まっているのに目がいった

真に、北斗に、真緒……

そしてあんずちゃんとスバルも。
軽く通知が3桁に達しそうだ
スマホの電源を消して鞄に戻した

『さてさて、スイーツ巡りに行きましょうか！』