キラキラ輝くアイドルに！【明星スバル】 (ページ20)

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勝利の女神ページ20

なんだかんだありTrickstarは本来の力を取り戻した

私はと言うとDDDに出場出来ないためフラフラと会場をさまよっていた

もう日没を過ぎている

ス｢A！やっと見つけた｣

『どうしたの！？ライブは？』

ス｢Aがいないから追いかけてきちゃった☆大丈夫SSの出場権は俺たちTrickstarのものだよ！｣

SSの出場権……？？？

私が知らない間にそんな連勝してたんだ…

『…すばる…』

ス｢あれっ、なんで泣いてるの〜？よしよし｣

『わたし…嬉しくって…っおめでとう〜！！』

私の大切な人が本物のアイドルに近づいて、

私からは遠くなって嬉しいのに寂しくて

色んな感情が溢れ出して涙が止まらない

スバルは私の涙を拭った

真｢先に行くなよって、またAのところか｣

真｢待ってよ、僕もうへとへとだよ〜｣

北｢咲野、俺たちをTrickstarに戻そうとしてくれてありがとう。酷いことを言ってすまなかった｣

『みんなぁ……戻ってきてくれて良かった……』

ス｢ホッケ〜？Aに何を言ったのさ！｣

スバルは私を庇うようなポーズをとり北斗に言った

私の悪口というより…あれは、正論なのだけど

北｢…咲野の中心ではなく明星の中心が咲野なだけか｣

『そんなことない！北斗が言ってたのも事実だよっ』

ス｢どういうことなの！？なんで笑ってるの〜？｣

北斗は笑みを浮かべた

あんな笑った顔初めて

真｢お前らしか分からない話をするっての…こっちはついていけないんだからさ｣

『ごめんね、みんな疲れたでしょ早く帰ろ？』

真｢そうだね、今なら何処でも寝れちゃうよ〜｣

ス｢そうだ、A本当にありがとう。協力してくれて。｣

『へ……』

いつもより距離が近い

私は自然と目を瞑ってしまった時何かが触れた

あ｢明星くん…大胆だね…！｣

真｢あ、あああ明星くん！？何してるの！！？｣

北｢はぁ……そういうのは人が居ないところで…｣

真｢おいおい…！？ライブの余韻が抜けてないのか〜？｣

ちゅっとリップ音がする

案の定外野から色んな小言がとんでくる

顔が熱くなってドキドキしてる

ライブの時みたいなのにちょっと違う

『うぁ……』

ス｢ごめんごめん☆したくなっちゃってっ｣

『……』

ス｢あれ！？A……！？｣

へたりと地面に膝をつく

流石にちゅーはキャパオーバーでした…