キラキラ輝くアイドルに！【明星スバル】 (ページ16)

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北斗七星の消失ページ16

あの日からというもの
本当にTrickstarには亀裂が入っていた
みんな目を逸らして別の場所へ避けていた
私は朔間先輩の言う通りこの空中分解をどうにかしなければならなかった

『私、本当にTrickstarの繋ぎ目になれるのかな…』

渉｢Amazing！Aさぁん☆こんな場所にくるなんて珍しいですねぇ！｣

『渉さん！』

渉｢んふふ…北斗きゅんをTrickstarに戻そうと思っているのですかっ？｣

ここは演劇部部室前
今日は北斗を説得しようとここまでやってきた

『そうです、朔間先輩に言われて』

渉｢おやおや、零にですか！｣

北｢そんなところで何を突っ立っている変態仮面｣

渉｢おや！丁度いい所に北斗きゅんがっ！｣

北｢なんだ？Aもいたのか気づかなかった｣

部室からでてきたのは当の本人だ
噂をすれば何とやら
丁度北斗からの視界では渉が死角となり気づかれなかったようだ

『北斗！』

北｢なんだ｣

『なんで！なんでTrickstarを抜けたの！？スバル可哀想じゃない…みんなで革命を起こそうって決めたでしょ！？』

北｢その話か…。お前には関係ないだろう。明星とつるんでるだけで…明星が可哀想。だからか？お前の中は明星が中心なんだな。｣

『……っ私は…』

北｢何回言っても答えは同じだ。｣

『そんな…』

とても冷血な北斗は初めてみた気がした
こんなにスバルに対して冷たくて。
こんなことを言われたのは初めてだった

渉｢おやぁ、あっけなく振られてしまいましたねぇ｣

『私は負けないから、またTrickstarが4人でステージに立っている姿が見たいの。』

渉｢北斗きゅんもきっと心のどこかで思っているはずですよっ☆｣

『えっ…！？』

渉｢ではでは引き続き頑張ってくださぁい！選択肢は沢山ありますからねぇっ☆｣