ソロモンの子 ページ5
シン「今ジャーファルが食客を呼んでるから少し待っていてくれ」
『僕の気が長くないのは君も理解しているだろ。
早くして欲しいねぇ』
シン「わかってるさ。
それよりも、煌帝国の事だが」
『言わないって言ったよね?
先に言っておくけど、僕が君の味方になるのはありえない。
君に話すことなんて、ない』
シン「、、、
あ、来たぞ」
ひと目でわかる。
あの青い子供だ。
あの夫婦の子供だ。
あんなに大きくなったんだ、、、
懐かしい気持ちがこみ上げてくる
ジャー「この方は特別なお客様です。
挨拶してください?」
アリ「俺はアリババ。よろしくな!」
『僕はイアっていうんだ。よろしくね』
モル「モルジアナです。よろしくおねがいします」
『君はファナリスかい?綺麗な髪色だね。
僕も特別な生い立ちなんだ。
稀少な者同士、仲良くしよう』
、
アラ「僕はアラジン!旅人さ!
君は僕より年下なのかい?」
思わず吹き出しそうになった
そうだな、、、なんて答えよう
『どうだろうね』
アラ「君は、、
なんで目隠しをしているんだい?
君の顔が見てみたいな」
君が望むなら、叶えなければならない
その他多数の視線が集まる中、目隠しを取った
シン「皆、気をつけろ。見た目に惑わされるなよ?」
酷いなぁ。ま、経験者は語るってことか
『満足かい?』
アラ「なんか、懐かしい気がする、、、」
『僕は君を守る為にここに来たんだ。
なんでも頼るといいよ。』
ヤム「イアちゃん!
こんなに綺麗な子だったのね!」
『照れるなぁ。ありがとう』
シン「見た目に惑わされたら食い尽くされるぞ」
『あはは。お前が言う?』
確かに私の見た目は人を惑わすためのもの、つまり武器だ。
でもそれを彼奴に指摘されるのは癪だ
・
アリ「イア!特別な客ってことは凄く強かったりすんのか!?」
『お?手合わせするかい?』
シン「やめておいたほうがいい。
イア、久々に手合わせしよう。
アリババくんに魔装での本気を見せたいからな。
次は負けないぞ!」
僕に勝つのは不可能なのに。
自分の力を過信しない方がいいって教えてあげよう
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作者名:五月雨・茎わかめ味プリン x他1人 | 作者ホームページ:なし
作成日時:2018年1月29日 22時