招かれざる客 ページ3
また結界に反応があった
二日連続の来客は初めてだ
僕の店は客と客のあいだが少なくとも1年はあく
なのに、二日連続、、、か
嫌な予感がしてならない
少し埃被った水晶を覗くと、9人くらいの人間(中には眷属と同化している者もいた)が写った
その中に、
僕が最も嫌うものの姿があった
ドアの前で来客、、、いや、刺客が来るのを待つ。
今更なんの用があるんだ
七海の覇王、シンドバッド
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
((ガチャ
きた
シン「イア、居るのか
、、、！！皆、伏せろ」
『氷魔法«ザルグ»』
少し遅かったか。
少しは成長したらしい。
シン「いきなりはないだろう！
久しぶりだな。イア」
『久しぶりだねぇ♪シンドバッド
僕は会いたくなかったけどねぇ
なんの用だい？理由によってはこの世からおさらばだけどねぇ♡』
こいつと同じ空気を吸いたくないので呼吸をやめる。
元々必要じゃないから。
シン「ははっ、怖いなぁ。
単刀直入に言うと、俺の国に来ないか？」
『あはははは、
巫山戯るのも大概にしておくれ？
答えはＮＯ。
3秒以内に消えないと首が胴体と離れるけれど』
シン「実は今、食客が来ていてね
マギも来てる。」
ノーマークだった。
完全に落ち度だ。
まさか、ソロモンの息子だろうか。
ウーゴからの知らせから推測した時期的にはそうだ。
『お前、、、
やっぱりいけ好かないなぁ
やっぱりここで殺しておこうかな？』
シン「ここで戦闘になっては、地元住民は死に絶えてしまう。
君にとって得策じゃないと思うけど」
地元の住民の命なんてどうでもいいのだけれど
確かに、９対１は痛い。残りの8人も実力者だ。
僕は痛いのが嫌いなんだ。すぐ治るけど
まぁ、、、取り敢えずソロモンの息子に会わなければ
彼がどうするかによって僕がどうするか決まる
『取り敢えずマギを見てからだね。
妙な事をしたら、国を沈めるからね』
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作者名：五月雨･茎わかめ味プリン x他1人 | 作者ホームページ：なし
作成日時：2018年1月29日 22時
