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259華 ページ16
そして帰られてしまった
あの日から、僕はほんの僅かな期待と不安を抱いて過ごした
他のお客様のお相手をしている時でも、あの子のことが思い浮かんでしまい心配されてしまった
とにかくあの子のことで、僕の頭はいっぱいいっぱいだったのだ
柚羽にあの子のことを言うと驚いた顔をしていた
まぁ確かに、僕がこんなことを言うなんて初めてやろうから仕方ないんやけども……
そして、約束の日の今日
来てくれると信じて、準備をして最後に紅を塗っていると柚羽の声がした
その内容は、あの子が来たとのこと
僕は驚いてしまって、思わず紅を落としそうになってしまった
その拍子に音をたててしまい、部屋の外から柚羽の焦る声が聞こえてきた
大丈夫と言うと今度はあの子の心配する声が聞こえてきた
それにも僕は驚いてしまったけど、本当だと言うと何も言わなくなった
それに少し寂しさを思いつつ、柚羽から入ってもいいかと聞かれ、いいとこたえた
すると入ってきたのは、僕がずっと待ち焦がれていた子がいた
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明桜(プロフ) - 奏さん» ありがとうございます！これからもゆっくり更新していくので、よろしくお願いします！ (2022年10月2日 11時) (
レス) id: b4587a2f8b (このIDを非表示/違反報告)
奏 - わわわ、更新嬉しいです！続き楽しみにしています!!! (2022年10月2日 11時) (レス) id: ede5190494 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：明桜 | 作者ホームページ：nhatev-hdfs miri1
作成日時：2022年9月18日 16時
