271華 ページ28
僕が手首に吹きかけると、自然に百合の花の匂いがしてる
うん、いつもの匂いやな
いい匂いと言う水葉様はどことなく嬉しそうや
僕がキツくない匂いやからと言うと、感心する君
だって、キツい匂いは君には似合わんし
僕自身も嫌やからな
まぁ、そんなことはしてくれんだかやろうと思いつつ、毎日つけてくれると嬉しいと言うと、水葉様は分かったと言う
……え?
分かった?
な、なにがや?
まさか、ほんまにつけてくれるん?
なにが分かったのかと聞くとなんでもないと言う君
なんでもない、か……
まぁ、少し気になるが分かったと言う
すると君はスマホを取り出した
どうやら時間を確認しているようだ
てことは、もう帰るんかな……
僕が聞くとそろそろと言う水葉様
やっぱり………
でも、嫌や
せっかく来てくれたのに、もうお別れなんて
しかも次来てくれるかどうか分からんのに
今回もどうやって約束をしようかと考えていると、そんな顔しないでと言ってきた
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明桜(プロフ) - 奏さん» ありがとうございます!これからもゆっくり更新していくので、よろしくお願いします! (2022年10月2日 11時) (レス) id: b4587a2f8b (このIDを非表示/違反報告)
奏 - わわわ、更新嬉しいです!続き楽しみにしています!!! (2022年10月2日 11時) (レス) id: ede5190494 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:明桜 | 作者ホームページ:nhatev-hdfs miri1
作成日時:2022年9月18日 16時