24話 ページ27
全然見つかんない…どこ行っちゃったんだろ
サク「あっ!」
…あっサクラちゃん
サス「そろそろ集合だナルトのヤローはどこ」
サク「まーたまたぁ、ミヨちゃんがいるからって話そらしちゃってー」
…え?私?
サク「ナルトなんてほっときゃいいじゃない!」
……
サク「サスケ君にいつもからむばっかりでさ!
やっぱり、まともな育ち方してないからよアイツ!」
え…?
サク「…ホラ!アイツ両親いないじゃない!?」
私は少しビクッとなり
サスケ君の動きが止まった
もしかして、サスケ君も…?
サク「いつも一人でワガママしほーだい!!
私なんかそんなことしたら親に怒られちゃうけどさ!
いーわねーホラ!一人ってさ!
ガミガミ親に言わ…「やめて!」?!えっ」
思わず叫んでしまった
「…分かるの？親がいない気持ち…親に怒られて悲しいなんて…そんな、小さいことじゃないの…ナルトの気持ちも知らないのに…人の気持ちも分からないのに勝手な事言わないで!」
そのまま私は走り出した
…私には暁のみんながいた。
だから、偉そうなこと言える立場じゃない。
でも、あの言葉はおかしいと思う。
まるで私に言われているようだった
…そうか、ナルトの為じゃない
私は自分に言われてるみたいで怒ったんだ
最低だな…私
あ…ナルト
ナ「おう!ミヨ!サクラちゃんまだあっちにいた!?」
ビクッ
「うっ…うん……多分」
ナ「そっか!なら…ってあーーー!!!」
あっ…後ろからサスケ君が歩いてきた。
ナ「なっ!なんでお前がここにィ!!」
サスケ君は私をチラッと見ると
サス「…フンッ集合だ、さっさと行くぞドベ!」
ナ「ムッキーーーー!!」
ナルト…
私は少し暗い気持ちで二人の後についていった
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 95人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：みや | 作成日時：2017年12月27日 0時
