185話 ページ39
風呂から上がるとすぐにミヨの部屋に向かった。
ガチャ…
寒っ…冷房効きすぎじゃないか?
部屋に入ると…ベッドの上で布団を被らず浴衣のまま寝ているミヨがいた
静かに近づき起こさぬようそっと抱きあげると布団をずらしてそこに降ろした。
…まだ少し顔色が悪いな
スッ…ピトッ…〈ミヨの頬に触れる〉
あ「ん…」
マズイ…起こしたか…
すると…
あ「_待…って_いかな…いで…いや…いや…!」
ミヨは額に汗を浮かばせ、息も荒くなっていく
「ミヨ!どうした!?」
あ「ハァハァ…いや…おいて…かないで…みん…な…居なくならないで__イー…くん…」
ドキッ…
ミヨは手を激しく動かし何かを掴もうとしていたその手を掴むと握りしめ
「ミヨ…大丈夫だ…オレはここに居る…!お前の隣にずっと居る…!大丈夫だ…」
そう言ってミヨの手に額をくっつける
すると_
ツー…〈ミヨの目から涙がこぼれ落ちる〉
スー…スー…
ミヨから落ちついた寝息が聞こえてきたのでホッと胸をなで下ろすとミヨの目元を拭う
…居なくならないで…か…
「…オレもお前の隣にずっと…居たいよ」
許されるなら…ずっと__
いつからだろう…ミヨを妹から女と見るようになったのは…ミヨの一つ一つの仕草に心臓がいちいちうるさくなったのは…けど、そのどれもが不思議なほど嫌じゃなかった__それ程までにオレはミヨの事が
「__好きなんだ…」
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みや(プロフ) - ありがとうございます頑張ります! (2018年9月4日 16時) (レス) id: c9877598d7 (このIDを非表示/違反報告)
森田菜々子 - 楽しみに待っていますね。 (2018年9月4日 16時) (レス) id: e772f145ae (このIDを非表示/違反報告)
みや(プロフ) - そうですね…実は私、鋼錬はあまり詳しくなくて…メイ・チャンは分かるんですが…口調が少し違うかも…ですが、頑張って書こうと思います!遅くなるかもしれませんが… (2018年9月4日 15時) (レス) id: c9877598d7 (このIDを非表示/違反報告)
森田菜々子 - よろしいです。楽しみに待っていますね。どの位は出来るですか? (2018年9月4日 15時) (レス) id: e772f145ae (このIDを非表示/違反報告)
みや(プロフ) - 森田奈々子様リクありがとうございます!NARUTOキャラは私が決めてもよろしいのですか? (2018年9月4日 15時) (レス) id: c9877598d7 (このIDを非表示/違反報告)
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