恋愛小説【トモダチゲーム】 (ページ2)

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⑴興味は無いけどページ2

　
　
『叶わぬ恋を
　しちゃいました＿＿＿。』

紫宮京 side

ﾄﾞｶｯ

僕は部活の外周中、誰かとぶつかってしまった。
また僕の事嫌ってる人が当たってきたのか。

？？)「ごめんなさい！！走ってたよね、足大丈夫…？」

金木犀のいい香りがふわっとした。

紫宮)「え、あ、大丈夫です…。」

なんだ、普通に優しそうな人だ。

？？)「良かったぁぁぁ！頑張って！」

僕が怪我をしてないことが分かった途端、彼女の顔は笑顔に変わった。

紫宮)「はい、。」

彼女はサッカーボールの元へ走ってゆくと、サッカーボールを持って校庭へ駆けて行った。

なんか面白い人だな。

鬼瓦)「おい、どうした京？」

紫宮)「あ、百太郎先輩…！」

鬼瓦)「何聖のこと見てんだよ」

やば、ついつい目で追っちゃってた…。

紫宮)「何言ってるんですか。サッカー部も楽しそうだなと思って見てただけです。」

鬼瓦)「おう、そうか。」

あの人、聖(ひじり)って言うんだ。

や、別に興味ある訳ではないけど…。