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_______祐也side_______
手「 ...その子ちょっと貸して 」
Aに泣きながら言われたこと
柄にもなく 立ちくらみがした。
だけど、追いかけないと。その一心で
俺も学校を目指す。
…何かAに言われたことで
引っかかったんだけど
なんだっけ。もう忘れた。
手「 A… 」
お願いだから出てきて、心の中で願うと
岳だっけ、あいつに肩を回されて
ぐったりしているAがこっちに向かってきていた
そして冒頭に戻る_______
岳「 …っお前 」
こいつまで、怯えたような目で俺を見る。
手「 もう何もしねぇよ、とりあえずA貸せ 」
今更手出す気力なんかないし。
岳「 Aを家に連れていこうと… 」
手「 じゃあAのお母さんに、俺の家でいますって伝えといて 」
いつまで経っても離さない岳の腕から
Aを引っ張り 横抱きにした。
気失ってるはずなのに
俺が意識しすぎなのか
少し胸に擦り寄ってくるような感覚がした。
後ろで岳が何か喋ってるけど
もう俺には聞こえない。
どれだけ泣いたのか、ぐしゃぐしゃになった
Aの顔を見つめて
届くかなんて知らないけど
手「 俺も好き 」
そう言った。
どうして俺��も��
と言ったかというと、Aも同じ気持ちでいて欲しかったから。
もう手遅れなんて思いたくなかったから。
まだ手放せそうにないから。
今だけはそう言わさせてほしいんだよ。
だからもう一度
手「 A、俺も好きだよ 」
きっと俺の声は届いてない。
家のドアを開けて、俺のベッドに寝かせた。
タオルを持ってきて顔を拭いてあげる。
早く目を覚まして
起きたら伝えたいことが山ほどある。
きっとAの笑顔が見れると思うから。
サラサラの髪を撫でて
微笑みかける。
...
ただ好きで
好きになってしまって
この子を幸せにしたいと
それだけ思うようになったのに
手「 ごめんな 」
情けないことに俺は謝るばかり。
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葵ゆき - １つお願いが。まだまだ新米ですが小説が書こうと思います｡で、少しこのお話に似てしまうと思うのですが、このお話の名前を小説に出していいか聞きに来ました。。 お返事待ってます。 (2019年4月6日 22時) (
レス) id: 4e7532b7f3 (このIDを非表示/違反報告)
真子(プロフ) - きみえさん» きみえさん、コメント嬉しいです！ありがとうございます〜！！(≧▽≦) (2018年10月5日 22時) (レス) id: c5ebfa47eb (このIDを非表示/違反報告)
きみえ(プロフ) - 切ない、、、大好きな作品です！！続編楽しみにしています！！これからも応援してます！ (2018年10月5日 22時) (レス) id: 07ca606d01 (このIDを非表示/違反報告)
真子(プロフ) - きたにかこやまさん» きたにかこやまさん、コメントありがとうございます。無事こちらは完結しましたが、まだまだ続くのでぜひ応援してくださると嬉しいです（＾_＾）！ (2018年10月5日 21時) (レス) id: c5ebfa47eb (このIDを非表示/違反報告)
真子(プロフ) - ナナしさん» ナナしさん、何だか読まれてしまってコメントを返せずにいました。ごめんなさい。私的にこの小説はもっと続けたいので最後まで見守ってくれると有難いです。（＾_＾） (2018年10月5日 21時) (レス) id: c5ebfa47eb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：真子 | 作成日時：2018年8月13日 2時
