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な「もうすぐガーディアン総会ね。Aちゃんがガーディアンに入ってから1年経つわよ」
一緒に帰っていると、なでしこがそう呟いた。
『そうだね〜はやいね！』
その頃はなでしこと仲良くなれた頃でもある。
なでしこってほんとに優しくて良い人でたくさん話しかけてくれたのに私はそっけない態度とってて…
今考えると自分ばかみたい。
逆に好きになってからは散々アピールしてきたな。
『ふふ、』
私は思い出してつい笑みがこぼれた。
な「どうしたの？」
『あの頃、なでしこがたくさん話しかけてくれて嬉しかったなーって』
な「なかなか入る気になってくれなくて苦労したのよー？」
なでしこはそう言って苦笑いをした。
でも、それでもめげずに誘い続けてくれてガーディアンに入ってからはほんとに幸せだし、友達もたくさんできた。
『私なでしこのそばにずっといたいな』
なんかこれ告白みたいな言い方になっちゃった。
でも本心だからね。
な「…ほんとに可愛いわねAちゃん」
なでしこがそう言って腕を広げた。
私はその胸の中へ飛び込む。
なでしこに抱き締めてもらうのが1番好きだし安心する。
好きだな、本気で。
いつか気持ち伝えないとね。
『充電完了〜！』
な「充電してたの？」
『そういう口実なの！』
な「ふふ、いつでもしてあげるのに」
じゃあこれからはなでしこ専属抱き着き魔になっちゃってもいいってこと？！
私は嬉しくなってぴょんぴょん跳ねた。
な「さ、帰りましょ」
『うん！』
私たちは珍しく手を繋いで帰った。
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作者名：柚 | 作成日時：2020年3月22日 14時
