モブの青春2話目 ページ3
今日、私達のクラスは席替えをしました。
左隣の人……前々から気になっていましたが外国人なのでしょうか。金髪の月島……確か景子という人間だった気がします。(違う)
時は昼休み。
私は女のコ達からせがまれていました←
「ねえ、神咲さーん、私月島君と隣の席になりたいの!席変わってくれない?」
「あ、ズルイ。私も!」
「えっ…ならあたし、も……!」
四方八方からとんでくる声。
あ、別に唾ではないんで安心して下さい。
……あ、そこに唾ついてた←
「代わるのは構いませんよ。でも私が決めるには恐れ多いので、できればじゃんけんや話し合いで…」
別に笑顔で対応している訳では無い。
いつも通り、なりたいというから、替わるだけ。
……まぁ、悪く言えば自分の考えを持っていないと言うのでしょうが。
月島「アンタ、それでいいの?」
突然、隣でヘッドホンをつけながら目を瞑っていた筈の、月島(君)がチラッとこっちをみて言ってきた。
……えーと、何がでしょう。
「……?」
月島「…今まで思ってたんだけどさ、何でもかんでも他人の意見尊重しすぎじゃないの」
「……なる程。でも他人を尊重しておけば楽ですよ!」
グッ、も親指を立てて見る。
月島「いや楽じゃないでショ」
「え?そうですかね。」
とちょっとした雑談をしていると、男子が私に近づいてきました。
仮に山田太郎君とでもしときましょうか←
山田太郎「なあ神咲ー、今日の宿題のプリント忘れたんだよ。そのプリントくんね?」
と私の数学のプリントを指してきた。
「グッ。もちおーけーです。どうぞ」
月島「……うわぁ……」
山田太郎「ありがとなー。あ、名前変えとかないとな…山田太郎……っと…」
名前合ってた←←
「神咲さんっ、私になったよ!席変わって!」
「お、決まりましたか。おけーです」
……と席を変わったのですが、席が一つ後ろになっただけでした←←
__________
「神咲ー宿題プリントどうしたー」
「先生。宿題はペットのヤギに食べられました。」←←
「言い訳クソだぞー。」←
「……じゃあ宿題は家庭に持ち込まないことにしているんです。」←←
「じゃあって何だよ。放課後このプリント運んでこいよー。罰として」
「俺達の戦いはこれからだー。ですよ先生」
「終わってるよ。俺の勝ちだよ。あ、俺悪役だから世界破滅な。ホントに破滅してくれりゃあいいのに」←←←
「なん…だと…」←
月島「(真顔で言ってるし)」
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ゆーき(プロフ) - 漓梨香さん» 俺もです!!分かりますそれ!!あざっす、頑張ります!! (2016年9月18日 0時) (レス) id: 47de5789d5 (このIDを非表示/違反報告)
漓梨香(プロフ) - めっちゃ面白いです!!個人的には夢主ちゃんとツッキーの絡みが一番好きです(笑)更新頑張って下さい!!! (2016年9月18日 0時) (レス) id: 5731d20cb2 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーき(プロフ) - 夜碧さん» なるほど...いいですね!!!頭いいですね!?!?あざっす!!! (2016年9月12日 23時) (レス) id: 47de5789d5 (このIDを非表示/違反報告)
夜碧(プロフ) - (続き)でも気にされる方もいらっしゃるみたいなので提案なんですけど、表紙に書けばいいのではないのでしょうか?〜描写あり、みたいな感じで。部外者からの口出しすみません。個人的にはこの作品好きなので、ぜひこれからも書いてほしいです。長文すみませんでした。 (2016年9月12日 22時) (レス) id: b3585007a3 (このIDを非表示/違反報告)
夜碧(プロフ) - 凄く面白かったです!アルビノは授業でやっただけなんですけど、単純に白?銀髪?とか、すっごいかっこいいと思うんですよね!!私だけですか?コスプレで銀髪とかにわざわざする人もいるんだし、色素が薄くてもむしろそこは魅力だと思います。 (2016年9月12日 22時) (レス) id: b3585007a3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆーき | 作者ホームページ:http://・・・
作成日時:2016年6月24日 21時