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3、拘束 ページ4

あなたside




しばらくして、飲食店街に到着した。




美味しそうな匂いをたよっていくと着いたらしい。




流石、人々も賑わっていて、私なんかに気付く人もほとんどいない。




でもそんなにのんびりとしちゃいられない。




早く、できるだけ今日中に寝床と働く場所を見つけなければならないから。




しばらくウロウロしていたら、少し古風な定食屋さんを見つけた。




うん、ここなら大丈夫そう。




まかないもきっと美味しいに違いない...。




って、こんなこと考えてる暇なんてないね!




よし、いざ参r




?「ちょっとお嬢さん、俺と来てくれないかな。」




ナンパ?ねえナンパなの?




いやに生優しい声に嫌々ながら振り向くと、そこには、マスクを外したカカシ先生がいた。




めっちゃ笑ってる。





ニコニコしてる。超美形...。




あ『えっと、何でしょう?こんな私に。』




くっ、カッコよすぎる!私はできるだけ平然を装った。




何か、嫌な予感がする。




カ「拘束させてもらう。」




さっきとはうって変わって、冷たい目で見下ろされた。




腕を拘束されかけた私は、咄嗟に走り出した。




すぐに捕まることは分かりきっている。




でも、もしかしたら...!




あ『わっ...すいません!』




私が気付かずにぶつかった相手。それは...




自「おお、すまんのぉ。大丈夫か?」




伝説の忍者の一人、自来也様だった。




私が見上げなければならない程大きい体をしている。




ボーッとしていて、しばらく突っ立っていた。




カ「火影邸に連れていく。」




あ『いだっ!』




時すでに遅し。私は両手を後ろで拘束され、カカシ先生に捕まってしまった。




自「おいおい、か弱い女にそれはないじゃろう、カカシ。」




カ「しかし、自来也様。彼女はとても怪しい。このような服装で出歩いてたら誰でもそう思います。火影室へ連れていった方がよろしいかと...。」




自「まあ、確かに怪しいのぉ。」




自来也は考えるように私を見つめた。




そしてしばらくした後、私はカカシ先生の拘束から解放され、自来也と手を繋ぐかたちとなった。




私の手とは違い、とても大きな手だ。




そして、その後ろを監視するかのように歩いているカカシ先生。




この異様な光景をみた人々は、私達を避けるように通っていった。




自「拘束されるより、こっちの方がよっぽどマシじゃからな。」

4、火影室→←2、異世界



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設定タグ:NARUTO , カカシ , 自来也
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かぜなつ(プロフ) - 自来也様とカカシ先生!凄く好きな2人です!更新楽しみにしてます (2017年8月16日 20時) (レス) id: e908d9ec55 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ポム | 作成日時:2017年4月24日 23時

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