[男主]猫田くん4[OA！＋あんスタ] (ページ12)

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外れるページ12

sideA

らしくないと感じた

こんなことでイラついて馬鹿みたいだ

部屋に入ってモヤモヤする気持ちを書きなぐるように譜面を書いてもろくな曲なんてできなくて

光る端末を見ればなにやら妹からの連絡だった

開いてみれば今度家に戻るようにとの事、今度っていつにしよう

溜息をつき、もう寝てしまうかと立ち上がれば扉が開きそこには天神陽人と、さわ、そしてあずきがいた

｢.......3人とも何？ごめん今心に余裕がないから人に優しくできないんだけど。｣

あず｢《しってる。なんでAは我慢するの？》｣

書かれた文字に2人を見れば何やら訳知り顔で、きっと皆が話したんだなと把握した

｢我慢はしてないよ。大丈夫、まぁ男ばっかりでストレス溜まってんでしょ、女の子って繊細だからね～｣

納得いかなそうな3人にため息を吐く、子供ってこういうとこ融通効かないよな

｢.......何が不満なの3人は｣

天｢不満に決まってるだろう？君はぼくらの大切な人だ、そんな君に酷いことを言うなんて許せるわけがない！｣

｢そう。でも俺悪口嫌いだから。ほんにんがいないところでこんな話しても解決しないし、悪口にしかならないよ。

悪いけど特待生が残りは一人でやるって言ったから俺は今回の件から辞退するよ。手を引く、グランユーフォリアは特待生が実現させるよ。｣

サラリと告げた言葉に3人が目を見開いた

佐和｢Aはそれでいいの？｣

｢.......仕方ないでしょ、これはほんらい特待生、ひかりちゃんの任務、俺は手伝うように言われたの。本人から解任されたら何も出来ないと思わない？｣

でも

｢俺が関わって参加を決めてくれたユニットに関しては責任もってサポートするよ。最悪先生に頼んででもやってみせる。俺無責任なことも嫌いだからね｣

佐｢A.......わかった。でもほんとうにがまんだけはしないでね｣

あ｢《Aは本当に不器用だよね》｣

天｢でも最後まで責任を持とうとする姿は本当に僕は凄いと思う！君はやっぱり僕の運命の人！！｣

佐｢こーら！抜け駆け禁止！全く、でもほんとに無理はダメだからな？約束！｣

くしゃりとあたまをなでられ頷けば3人は嬉しそうで、兎に角自分は別方向からアプローチをしなければと頭を回した