[男主]猫田くん4[OA！＋あんスタ] (ページ8)

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懐かれたページ8

side七種茨

｢おや？日和殿下、何をなさっているんですか？｣

集合場所に着くとその部屋の目の前には日和殿下が張り付いていた

珍しいその様子に声をかければ彼はこちらを見ると静かにするようにとつげてきた

巴｢静かにするんだね！！それとこれみて！はやく！｣

何事かと閣下と駆け寄ればわずかにきこえた歌声はジュンのもので、だけどこれは

乱｢なんだか、いつもと違うね。｣

巴｢うんうん！なんていうかいつもよりすごくこれは良いね。｣

七種｢殿下、いつの間にこんなにジュンは歌が上達していたんですか？｣

気が付かなかった、歌い方の変な癖も抜けてそれでいて表現力も高くなっている。というかここまで上達していたならレッスンのレベルも上げなければ.......

あたまを回転させていれば止まった歌声に殿下が容赦なく扉を開き、中に入っていった

巴｢ジュンくん！今の君のうた何だね？！いつの間にそんなに上達したの！それはいいことだけど僕に隠してたなんて悪い日和！｣

漣｢げぇ！おひいさんっていうかみんないたんですか｣

七種｢ええ！いやぁージュン！いつの間にそんなに歌が上達していたんです？隠していただなんて水臭いですよー！｣

ズラズラと3人で歩み寄ればふと、ジュンの横にいた人物に目がいく。すると目が会った瞬間おもいきり嫌な顔をされて迷うこと無くジュンに隠れたのだ

七種｢おや、Aもいたんですねおはようございます！というか随分お二人仲良くなったようで！｣

｢ジュン、俺この人苦手だから無理匿って｣

漣｢え？俺っすかぁ？まぁ良いっすけど.......｣

巴｢え？！なにジュンくんなんでその子とそんなに仲良くなってるんだね？！ずるい！｣

漣｢仲いいって言うか.......｣

ちらりとジュンが彼を見れば彼はムッとし口を開いた

｢仲良くなってるもん！ジュンのことおれ好きだもん！｣

巴｢はぁ？！え、そ、そういう関係？！｣

乱｢どういう関係？｣

漣｢は？！え？！｣

3人が戸惑う中Aはくびをかしげていて不思議そうな顔を浮かべた

｢なに？おれ、それ以外には興味ないって言ってるんだけど｣

七種｢ふむ、なるほどAは言葉が足りないところがあるようですね！！そのノリで自分にも興味を持ってくださっても良いですよ！仲良くしましょう！｣

｢おことわり｣

伸ばした手のひらを拒むようにジュンに再び隠れた彼は連れなくて難関だ。