検索窓
今日:4 hit、昨日:7 hit、合計:30,056 hit

主人公 ページ18

物語の主人公のようだった


sideひかり


彼が泣いてそう唱えた時空気は変わった


「たしかに、エメカレがそんなことするわけないよな」


「じゃぁこれ誰が.......嵌めようとされたってことか?」



先程までの嫌な空気は消えて、それでもなおAは綺麗な瞳から涙を落とし続けていた


佐和「あー泣かないの!ほら目を擦らない!」



「ひっぐ.......だって.......うう.......」


天「泣かないでおくれ!君には笑顔が似合うのだから」



彼を囲むみんなに思い切り下唇を噛み締めた


こんなはずじゃなかった


計画が失敗したことで心臓が痛くなる


私はこのチャンスを活かせなかった


悔しい私の学校から排除されるはずなのはAだというのに!



なんの為に私は転生したのだ


私の前世の話をしよう


私は大型アイドルグループのメンバーだった。それこそ何百以上の人間のいるグループ


芽が出るのは1部だけで小さな頃から子役をしていた私は期待されてメンバーに加入した


直ぐに選抜入りして次期センターと呼ばれていたのに


私の夢は花開くことなく終わった


私は特別になりたかったのだ


老いていく身体、女のアイドルは年々増える


25を超えた私に価値なんかなくてセンターは気がついたら女子高生が務めていた


許せない。私は主人公になりたい


そんな夢を諦められなくて手を出した乙女ゲームやアイドル育成ゲーム


私は彼らの力になりたいとまやかしでも、つくりものでも


だから私はお金を稼ぐ為に.......


バレてクビになり、私は芸能の裏方に回った


そう言っても照明だ。


そんな時だどうしても私は夢を叶えた人達が許せなくて


照明を落ちやすくしてやったのだ


照明の落下事故による死亡事件が多くなったことで私の犯行は表沙汰になり逮捕された


そして私は神様に出会った


なんでも夢をひとつ叶えてくれるらしい


私を不憫に思ったと言われた



だから私はあんスタの世界に行きたいと願ったハーレムを築きたいと


しかし願いはひとつしかダメだったらしくあんスタの世界にしか行けなかった。


夢ノ咲にも通えなかった


でもこの学園は姉妹校らしくてハーレムを築けばいつかあんスタのキャラクターは私を見てくれる


そしてこの学園でも女の子はひとりきり



私の人生はまさにイージーモードのはずだったのだ



なのにひとつの異分子のせいで台無しだ

君を探して→←信用



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (26 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
75人がお気に入り
設定タグ:男主 , オンエア! , あんスタ   
作品ジャンル:ラブコメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ゆめの | 作成日時:2019年3月1日 15時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。