4話 ページ5
Aside
入学式ということもあり、今日は帰りが早く迎えの車が停まっていた
私が玄関から外へ出ると、外には既に人がたくさん出ていた
私が邪魔だと思ったら、その人達は退き私に道を作った
その人達はヒソヒソと私の方を見て話しているが、私が弱々しく歩くことはない
私は胸を張り、姉様と車に乗り込む
「あのさ…A!愛想よくした方がいいよ…嫌われちゃうよ」
『別に庶民に嫌われようと構わないです』
「…そっか、ごめん」
私は無表情で姉様に答えた
家に戻り、私は部屋でひたすら勉強を続けた
そういえば部活はどうしましょうか…早めに決めて父様に言わなければなりませんし…
「A様、お父様がお呼びです」
『えぇ』
私は家の最上階の奥にある父様の部屋にノックをして入った
「部活のことだが、男子バスケ部のマネージャーになれ」
『…理由をお聞きしてもよろしいですか?』
「○○学園では、男子バスケ部以外大会で一位を収めている…
が男子バスケ部は日に日に精度が落ち、去年は大会で最悪の結果を出した、お前がなんとかしろ」
『わかりました』
…父様は結果しか求めていない
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みかん - 続きが気になります!更新楽しみにしていますね(*'ヮ'*) (2019年11月23日 1時) (レス) id: 2bce1e917d (このIDを非表示/違反報告)
みさき - とっても面白いのでまた投稿するの楽しみにしています! (2019年11月17日 15時) (レス) id: 8ee38b95ef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紅猫 | 作成日時:2019年11月7日 18時