検索窓
今日:1 hit、昨日:10 hit、合計:14,467 hit

07 ページ8

.

うずまきはの下の階にある喫茶店だ。

食べ物は美味しいし、落ち着くしの癒しとなっている。

…まぁ、私は残業と徹夜で数回しか行ったことが
ないんだけど……。

扉を開けるとカランカランとベルか鳴る。


「あ、Aさん!」


声をかけられた方を向くと
灰色に近い白銀の髪とエメラルドグリーンの目を持つ
爽やかな笑顔を浮かべる高身長の超絶イケメン。


黒猫(くろね)さん!』


黒猫 望鈳(くろね のあ)

少し前にうずまきでバイトを始めた男性だ。

最初から何かと私を心配してくれる
身も心も超絶イケメンな男性。


「クロノアで良いっていつも云ってるじゃないですか。
 今日はどうしたんですか?」


『あ、えっと、これを店長に。』


私が小さな封筒を見せると雰囲気がガラッと変わった。


「店長は今、出かけてますよ。ところで…それは?」


エメラルドグリーンの瞳が歪んだドロドロしたものを
映し暗い歪な表情をして私に聞いた。

普段とは違う雰囲気にゴクリと喉がなり、緊張が私に走る。


『ぁ、えっと…中身はわからないけど、
 さんから、店長に渡して欲しいって…。』


「嗚呼なるほど!じゃぁ、俺から渡しておきますね。」


そう云って黒猫さんは封筒を受け取った。

雰囲気はいつのまにか元に戻っていた。


「折角ですし、何か食べて行ったらどうですか?」


と云う黒猫さんのお言葉に甘えて少し早めの昼食を
することにした。

黒猫さんはサービスとして、
試作品のチョコレートケーキをくれた。


『いつも、何かサービスしてくれますね。』


私がそう云うと黒猫さんは


「……そうですね。Aさんにだけですけど。」


なんて、恥ずかしい言葉を云うものだから
ボッと顔が熱くなる。


食べ終わり、お支払いをして、職場へ向かう。

ほわほわした幸せな気持ちのまま、私は戻った。

ちょっと宣伝→←06



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (138 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
261人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

琥珀 - 初コメ失礼します…好きなアニメとYoutuberさんが出てきて嬉しいです!更新無理のない程度に頑張ってください…応援してます📣 (12月30日 22時) (レス) @page7 id: 02b8c6d60a (このIDを非表示/違反報告)
NUTS Y(プロフ) - 好きなアニメ×好きなユーチューバーさんたちは最高ですありがとうございます続き楽しみに待ってます‼︎ (7月30日 14時) (レス) @page5 id: f725ce1dcf (このIDを非表示/違反報告)
- 推し×推しという最高の小説を作っていただきありがとうございます!応援してます。 (7月10日 18時) (レス) @page2 id: c79aedafe2 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:未月 | 作成日時:2023年7月8日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。