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玄関で私に手を振って「行ってきます」と言う
お兄ちゃんに手を振りかえして「いってらっしゃい」
と返す。
お兄ちゃんは､この世のものと思えないほどに
美しすぎる微笑みを浮かべると外に出て行った。
ガチャンと鍵をかける音が､私一人だけしか居ない
玄関に響き渡った。
そこから数十分後。
私は､お兄ちゃんが仕事に行ったことを確認すると
一目散に部屋へと向かった。
そして､隠しておいた黒いローブを手に取る。
そして､上からそれを羽織った。
ごめんねお兄ちゃん。
でも､一人の時間ってめちゃくちゃ暇なの。
それに､お兄ちゃんを助けるための何かがあるかも
しれないと思うと居ても立っても居られなくて…。
動かないなんて無理！！
自身の能力の空間を使って､外に出た。
そこは､森の中。
どこの国のどこにあるのか一切分からない
けれど美しい風景の場所。
そよそよと緩くざわめく木々。
それによって揺れる木漏れ日が影をキラキラと
照らしていた。
チラチラと短く細く流れる湧き水。
まるで幻想のように綺麗な森。
私はそんな幻想的な風景には目もくれず
歩き始めた。
目指すは､いつもの公園！！
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ぽっぽ - リップマンの妹ちゃん設定の小説少なくてもう自分で作るかぁ〜なんて思ってこんなところに神作があって叫びましたね。一生応援します更新大変だと思いますが頑張ってください！ (5月21日 13時) (
レス) @page5 id: 550fd98a77 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：未月 | 作成日時：2023年5月15日 17時
