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男の人は桐谷のお父さんらしく、桐谷を叩いた。



桐谷「俺立派に育っただろ。なぁ」

「お前は悪い連中とつるんで。何考えてるんだ。俺の気持ちもわからねぇで」

桐谷「俺の気持ち?笑わせんなよ。親でもねぇ人間にとやかくいわれたかねぇよ」

「なに?」



どゆこと?



桐谷「おれはあんたの息子じゃないんだろ?」

「なに言ってんだ」

桐谷「なんだよ?特別養子縁組って。みつけたんだよ、金庫にあった」

『特別養子縁組?』

桐谷「そういうことかって思ったよ。いつも厳しくされてたのは。本当の息子じゃないからなんだって」

「違う。お前は俺の息子だ」

桐谷「まだそんな嘘いうのかよ」



私は桐谷をとめに入った。
親父さんからバスケをずっとやっててバスケが好きじゃなかったらしい。
でもほんとは強がってるだけだと私は思う。

桐谷はでていき、お父さんもあとをおった。



藤川「桐谷くんがバスケをやめた理由はこれだったんですね」

『じゃあ私は帰ります』

冴島「今から龍二さんとこ行かね?」

『警官が高校生を夜中誘っても良んですか?』



私はカバンを持って警察署をでた。

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作者名:ゆぴか* | 作成日時:2017年11月1日 10時

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