検索窓
今日:4 hit、昨日:1 hit、合計:36,113 hit

47 ページ3

鬼塚「それではお大事に」

『あ』



病院の売店に行く途中に鬼塚にあった。
生憎こちらは車椅子で隠れられないため見つかった。



鬼塚「Aと冴島?」

冴島「おっす、英吉さん」

鬼塚「お前らやっぱできてんのか?」

『できてないから』



場所は変わって私の個室部屋。



鬼塚「でなんで入院してんだ?」

『ちょっと派手に転んじゃって。なぁ冴島』

冴島「…いやもう無理っすわ。すいません英吉さん!」

鬼塚「冴島なんか知ってるんだろ」

冴島「通報があって行くのが遅れたんで、怪我させちゃいました」

『いや冴島は悪くないから。鬼塚には言わないといけないかもしれないとは、ずっと思ってたから…』



鬼塚に全てを話した。



鬼塚「で、その親父さんは?」

『今はアメリカに帰ってる。また数日後に日本に帰るって言ってた』

鬼塚「なんで娘に手なんか」

『仕事のストレスとかもあって、人がかわる。お母さんと離婚したのもその理由』

鬼塚「それはどういうことだ?」

『ある日突然家に帰ってくる度に暴力をふるようになって、私が小学生ときに離婚したんだ』

鬼塚「とりあえず退院したら学校へこい」

『でもみんなに迷惑かけるかもしれない』

鬼塚「みんなも心配してるし、俺がお前を絶対守ってやるから」

『鬼塚…』

冴島「俺も連絡があったらすぐ駆け込むから、安心して」

『冴島…』

48→←46



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.6/10 (35 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
144人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

いずみ(プロフ) - 更新を楽しみに待ってます! (2018年3月4日 0時) (レス) id: eae42dab13 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ゆぴか* | 作成日時:2017年12月1日 16時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。