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No.31 過去編4 ページ35

高尾「…それだけじゃない…。

…俺のチームメイト……諦めてたんっすわ。
キセキの世代との試合だからって…。
もちろん最初から負ける気で挑んだわけじゃないんすよ?

むしろ勝つ気でいったんですけどね…どんどん諦めてってるんですよ…。


それが悔しかった。
ベンチの応援も聞こえず


コート内の雰囲気も最悪…。
こんな試合…もう二度としたくないくらい。
((肩が震える」



『和くん……。((高尾をぎゅっとする
和くんは凄いね…。』



高尾「俺が…すか?」


『うん、和くんが。』


高尾「俺なんてっ……!!」








『…。((力を込める

俺なんて…とかそんな言葉言わせないよ。
絶対に言わせない。
私はキセキの世代がどれだけ強いかなんてわからないし、和くん達がどんな試合をしたかなんて全く知らない。

けどね、和くんは頑張ったんでしょ。』


高尾「っ……!((ピクッ」



『和くんの目を見ればわかるよ。
本気で挑んで…最後まできっと諦めなかったんだよね。
いや、諦めたくなかったんでしょ?
チームメイトがどれだけ諦めていても…自分だけは諦めたくなかった。』



高尾「…。((唇を噛み締める」




『和くんは凄いよ…そして






頑張ったね…。』







高尾「…A…さん…。((声が震える」




『ここには私達しかいないし。
和くんが何してるかも見えないよ。

だから……泣いてもいいよ。
どんな小さな事でもいい、言いたいことは言いなよ…。
どんな小さな声でも聞き逃さず聞くから…。』

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はる - こんばんは、久々に見に来ました^^ 占ツクといえばこの小説となってるw3DSで見てた時期が懐かしいw (2021年6月9日 23時) (レス) id: 849fa7e773 (このIDを非表示/違反報告)
星華(´∀`*)(プロフ) - あんころ餅さん» コメントありがとうございます!面白いと言ってもらえて凄く嬉しいです!!夢小説書いてる人としてまだまだですが!頑張っていきますのでよろしくお願いします(*^^*) (2018年1月9日 13時) (レス) id: 110a37d70c (このIDを非表示/違反報告)
あんころ餅 - こんちは!今更ですけどこの小説読ませて貰っています!とっても面白いです!!これからも更新頑張ってください! (2018年1月7日 21時) (レス) id: 506b6e600c (このIDを非表示/違反報告)
星華(´∀`*)(プロフ) - 紺汰さん» 確に…今更になって気になってしまいますよね…w 訂正しておきます!全然言ってもらえて嬉しいです!これからも気をつけますね! 応援ありがとうございます!! (2017年3月4日 22時) (レス) id: 110a37d70c (このIDを非表示/違反報告)
紺汰(プロフ) - 星華(´∀`*)さん» いえいえー!今更ここにコメントしてしまってすいません…笑笑 気になって読んでみたら少し気になったもので笑笑 これからも頑張ってください! (2017年3月4日 17時) (レス) id: d9dc0794de (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:星華(´∀`*) | 作成日時:2016年6月15日 8時

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