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#21 ページ22

午後の授業も頭の中はほぼ空白で終わり、部活へと向かった。





A「さつき!」




私は前にいたさつきを呼び止めた。




桃井「あっA」



彼女は若干驚いた表情をしたが、直ぐにいつもの笑顔に戻った。



やっぱり美少女。私とは比べ物にならない。




桃井「今日も頑張ろうねっ」




彼女はそういうと、私も負けじと笑顔で頷いた。




私も彼女も髪の毛を結ぶと、体育館へと入っていった。








A「よろしくお願いします」



桃井「お願いします」



新井、菊池「お願いします」




1年生マネージャー全員の挨拶が終わり、顧問が本題を切り出した。





白金「マネージャー担当の話だが……。」





白金「3日間生活して、各々感じたことがあるだろう。誰がどの軍を担当するか、話し合って決めてくれ。」





顧問からそう言われ、私達は話し合いを始めた。





桃井「まず、1軍だけど……」





A「1軍は、さつきがいいんじゃない?」





私はすかさず推薦した。





桃井「そ、そんなこと言ったって、他の2人の意見聞かなきゃ……」





新井「私はどっちでもいいよ。確かに向いてる感じはあるよね」



菊池「わかるー」





A「じゃあ、1軍はさつきってことでいいかな?」



新井、菊池「うん」





桃井「あ、ありがとう……。じゃあ二軍は……」





A「2人はどうする?」





新井「私は…… 初めてで不安だから出来たらみっちゃんとできたらなって」





彼女がそう言うとみっちゃんも頷きながら言った。





菊池「私も。できたら2人でやりたい」





A「じゃあ2人は2軍で。私は3軍で」





桃井「これで決まりだね」



さつきは続けた。



桃井「でもA、本当にこれで良かったの?」




さつきは少し暗めの表情で聞いた。





A「い、いいって。3人ともさつきが向いてるって話だったしさ」




私が押し気味で言うとさつきはようやく納得したようで、先生に報告しに行った。




本当にこれで良かったんだ。




本当に。





向いてるのはさつきだってこと、皆思ってたから当然だよね。






私は無理矢理自分を納得させ、3軍が練習している体育館へと向かった。

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設定タグ:黒子のバスケ , 黒バス , 帝光中   
作品ジャンル:アニメ
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暁ノ命(プロフ) - ゆったんさん» いえいえ!続きとても楽しみです!!これからも頑張ってください! (2017年10月17日 19時) (レス) id: cd271e5f45 (このIDを非表示/違反報告)
ゆったん(プロフ) - 暁ノ命さん» すみません、私のミスで非公開になっておりました。公開設定に致しました。ご指摘ありがとうございます。 (2017年10月17日 16時) (レス) id: 29ecb18279 (このIDを非表示/違反報告)
暁ノ命(プロフ) - 37が無い気がします! (2017年10月17日 1時) (レス) id: cd271e5f45 (このIDを非表示/違反報告)
ゆったん(プロフ) - マリイさん» 灰崎君の小説を書くことを検討させていただきます。 (2017年10月14日 18時) (レス) id: 29ecb18279 (このIDを非表示/違反報告)
マリイ - 私もミリイと同じで祥吾様の小説書いて欲しいです 祥吾様が絶対 (2017年10月14日 18時) (携帯から) (レス) id: 82a6cba0ff (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆったん | 作成日時:2017年10月10日 7時

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