44話【昼頃の惨劇.1】 ページ5
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ブワリと流れる悪寒。目の前にいる人物に冷や汗が垂れる。近づかないで、厭だ、帰りたくない。そんな言葉だけが頭の中を支配する
それでも、そんな意図関係なしに近づいてくる
「息災じゃったか?」
「私がどれほどそなたを案じ、胸を痛めたか。このような_______
獣畜生共の下にそなたを残す事になって」ガッ!
「グアッ?!」
踏みつけられる敦。傷が深かったのか、簡単には立ち上がれない
その間も、ポートマフィア幹部。尾崎紅葉は話を続ける
「じゃが私が扶けに来た。もう心配は要らぬぞ」
パチンッ
携帯を閉じると共に、鏡花の背後の夜叉が霧状となりフッと消える。未だ顔の青い鏡花は言葉を絞り出すように話す
「何故、貴女が………電話を」
「簡単じゃ、この小童が云う業者とやらを刺して吐かせただけの事」
「もう何も思い煩う事は無い。私が守ってやろうぞ」
________そうすれば、怜も。小さく言葉を続ける紅葉。それに気づいた鏡花は、例に何かあったのでは無いかと、一層顔を青くする
守ると決めた少女が
自分を姉と呼んだ少女が
光を見せた少女が________
________危険な目に、合っているかもしれない?
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、 - オリジナルフラグちゃんと外しましょう。違反行為です (2018年7月23日 23時) (レス) id: 60bdb0c3c4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ネロネーロ | 作成日時:2018年7月23日 23時