50話【嫌いな男性タイプ】 ページ11
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「はいコレ説明カモーン」
思わず口調を忘れてしまった。茶会が終わったので戻ってみれば全員血塗れで倒れている。探偵社も、ポートマフィアも、全部赤だ
目を離した隙に何があった。頭が痛くなってしまう。でも予想は付いている、組合の異能力者辺りにやられたのだろう。それ以外、今現在でのこの醜態ぶりは有り得ない
とりあえず、連絡を
「ん?」
「ん?」
誰だ貴様。おい目を輝かせながら来るな、近づくな、触るな、失せろ。マジで何なの、ぇあ、やめっ、引っ張るな引っ張るな引っ張るな引っ張るな服伸びるだろう、何処連れて行く気だ新手の誘拐か止めろ張っ倒すぞ。…………………………後釦止めろや、糞餓鬼ィィィィィイイイイィイイイイイイ!!
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「ねぇねぇ!キミ名前なんていうの?!教えてよ!」
「誘拐犯に名乗る義理はないんじゃが」
「堅いこと云わずにさぁー」
キラキラと目を輝かせ、擦り寄ってくるこの男。ウザい、ウザい、ちょーウザい。さり気無く手を握ってくるし、おい握っていいのは美少女と美女だけだ触んな
パシッと手を振り払うも、ちぇーっと云いつつ私の隣から離れない。何なの此奴
この軟派男の同僚であろう奴等は、哀れみの目で見てくる。見てねぇで助けろよ
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、 - オリジナルフラグちゃんと外しましょう。違反行為です (2018年7月23日 23時) (レス) id: 60bdb0c3c4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ネロネーロ | 作成日時:2018年7月23日 23時