小指ぶつけたらチートになりました…なんで？【文スト】

お客様３ ページ8

sideなし




　 ひなたを配達に見送ってから二時間が経った


　 お客さんはたくさん来店した






よぞら「ありがとうございました〜」





A「こっち、パン焼けたからそっち持っていくね」





よぞら「よろしく〜」






　 最初の二組(ロリータとロリコン、ラブラブ二人組)を除けば


　 あとは至って普通の極みだった←





子ども「おねぇちゃんっおねぇちゃんっ」





A「どうしたの」





子ども「このぱんなんてゆーのー？」





A「これはね、猫さん型のメロンパンだよ」





子ども「めろんぱんっ！ママっこれっ、これっなんだっけ？」←





A「メロンパンだよ(さっき自分で復唱してなかったっけ)」←






　 Aは心の中でツッコミをいれた←





子ども「めろんぱんっ！これねめろんぱんゆーのー！」





子ども母「あら、可愛いの見つけたわねメロンパン買う？」





子ども「かう！かう！たべる！えーとなんだっけ？」←





A「メロンパン(覚えにくいのかな)」





子ども母「じゃあ買いましょうね。えーとなんだったかしら」





A「メロンパンです(原因は母親か)」





　 またまたAは心の中でツッコミをいれた





子ども「ママっみてみて！このぱんねーねこさんなの！」





A「(ついにはメロンパンって言うのもめんどくさくなってるし)」←





　 やっぱり普通のお客様なんてあんまりいないようだ


　 それでも猫型のパンの反響は大きかったみたいで

　
　 たくさんお客さんが来店した









　 暫く経って


　 お客さんが落ち着いて店内も静かになった





よぞら「Aお疲れ様〜って、なに書いてるの？」





A「一寸ね…お店の前のボードなにも書いてなかったから…」





よぞら「あぁ、忙しくって書けてなかったね〜

　 お客さんたち大丈夫だったかな〜？」




A「わからないけど…はやく書いて貼った方がいいでしょ？」





よぞら「そっかぁ〜そうだね〜私も手伝いたいけど

　 そういうの私得意じゃないからAに任せたよ」





A「云うと思った」





　 Aはできたがったボートをお店の前に置いた

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