シェアしすぎハウス3【黒バス】

第87話 ページ7

花宮side









花宮「…げっ。」





今吉「げって何やげって…２人揃って嫌な顔すなや。」









遊園地の端にあるカフェ。

一緒にいる奴(順平)は気に食わねぇが、コーヒーを片手に満喫してた俺…



のところに、１番の敵が来た。









宮地「お前ら乗り物乗らねーの？」





日向「まぁ…ここで一日中過ごせそうだし。」








勿体無い奴らだなー。と、清志は言うが

そんなガキくせぇもん、乗ってられるかよ。


小さく舌打ちをして、早くどっか行けと願う。









今吉「すんません、コーヒー頼むわ。」




宮地「２つお願いします。」









が、そんな願いは届かず。

…居座るらしい。


素晴らしいほどの腹黒い笑顔を店員さんに見せ、俺らの真正面に座る悪魔…と、清志。








…無理だ。場の空気が重くなった。









花宮「何でそこなんだよ。」





宮地「いいだろ？あ、Aだ。」









おい話逸らすな。

順平と一緒に、盛大なため息を吐く。こいつとハモるとか、今日は厄日だ。









赤司「やあ。こんなところにカフェがあったんだね。」









…まぁ、予想はしてた。

清志がAを見つけた時点から。









花宮「…マジかよ。」





赤司「何？」









いや別に。と素っ気なく返し、なるべく目を合わせないように携帯を弄る。

翔と辰也の話聞いてる限り、こいつらもここで休むみたいだ。









…マジかよ。








A「真お兄ちゃん…？」




花宮「あ？」




A「お化け屋敷行こう…！」




花宮「…何で俺なんだ。」




A「強そうやから…かな。」









お前、周りを良く見てみろ。


辰也なんかもろヤンキーじゃねーかよ。

征と翔の圧力？オーラ？お化けどころか人間でさえ近づいて来ねぇよ。









…まぁ、こいつに付き合うのも偶にはいいか。









別に、Aと回りたいわけじゃなくて。

この場にいるよりは、マシだと思ったからだよバァカ。









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