特殊警察vs天下の悪党2【黒バス】

No.82 not like ページ37

Aside









桃井「美術館の展示開始は夕方だから、それまでショッピング行こ！」








A「はーいっ」







高校生だというのに恥ずかしい…ってな思いはなく、さつきちゃんと手を繋いで行動する









今までで1番仲が良い友達かも









A「あっ！ペットショップある！」









桃井「寄って行く？？」









A「行こ行こー！」









ペットは飼っていないけどティーカップサイズのベンガルが最近のお気に入りであって









今日は寝てるみたい。









A「かっわいい〜っ」








ペットショップに入れば直ぐさまガラスの中に集中した








桃井「本当に可愛いね！」









さつきちゃんも横に来てくれて頬を赤らめる







やっぱり飼ってみたいな、そう思うけど私の生活費は両親の保険金とかず君達の仕送りだし









そんな贅沢言っちゃいけないか









なんて思っていると









桃井「Aちゃん、欲しいの？この猫」









さつきちゃんが話しかけてきた









A「うん、将来立派な職に就いたら飼おっかなって思ってるよ」









桃井「そっか！」









ちょっと電話してくるね、と店の外に駆けるさつきちゃん








お友達にかな








そう思ってまた猫を見る









店員「また見ているんですね、その子」








A「え？あ、はい。」









店員「その子売れちゃって…今日の昼頃に飼い主が迎えに来ることになったんです」








売れる、ね






命を売るだの買うだの、あんまり好きじゃないな









A「そうですか。良かったね、猫ちゃん」

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