特殊警察vs天下の悪党2【黒バス】

No.72 stairs ページ27

Aside









A「ん…」






あれ、ここ私の家…？





確か赤司先生達と喋ってて…あ、送ってくれたんだ。








早めに行ってお礼言わなきゃ、そう思い急いで制服を着る








朝ご飯は…いっか








A「行ってきます、」








なるべくポジティブに考えなきゃ





そう思って朝から笑う私









でも1人っていうのはやっぱり寂しいもので






いつものように1人で歩く道にさえ心細くなる









「Aー！おはよー！」






A「あっ、えりか！おはよう！」








もう体調は大丈夫なの？と心配をしてくれるえりかと顔を合わせ








A「うんっ、全然大丈夫だよ。ありがとう」







今日1番の笑顔を見せた








えりか「良いってことよ」








何処の時代劇？




そんな事を話しながらははっと笑顔の絶えない登校時間









でも何でだろ…








赤司先生達とお話ししていた方が、気が楽で楽しい








そう思ってしまうのは。









えりか「じゃあえりかはA組だから！またねー！」







A「うんっ、じゃあね！」







階段のところでばいばい、と手を振るえりか






その姿がかず君と重なった









そうだ、えりかもきっとかず君…いや、高尾さんみたいに…








私を友達じゃ無いって、言う日が来る









そう考えると怖い。









赤司「おはよう、白園さん」








A「え、あ、赤司先生。おはようございます、昨日はありがとうございました」








赤司「構わないよ」

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