特殊警察vs天下の悪党2【黒バス】

No.62 fake smile ページ17

高尾side









高尾「ははっ、俺の演技に騙されたなA！そんな顔するとは思ってなかったわw」








ごめんごめんって、なるべくバレねぇように振る舞う







俯いてて表情は見えねぇけど…怒ってんのかな、本気で心配したじゃん！って。









A「…本気で心配したじゃん」








ほら、やっぱり







高尾「あ、今から帰るけど一緒に来る？今日は寿司の出前とってっから晩飯は豪華だぜ！」







ま、長官もいるけど






あの人も悪い人じゃねーしな。








____ごめん、俺じゃ何ともできねぇんだわ









俺らの解散を告げたあの人は悲しげにそう言った






Aの為にさっさと給料の良い就職先見つけねぇと








A「ううん、今日は家に帰ります。」









高尾「えっ…？」









いつもなら絶対来るって…言うのに







A「じゃあ…また」








高尾「ま、待って待って、何かあった？」







未だに下を向いているAに駆け寄って、顔を覗く








A「なーんてねっ。私の演技に騙されましたねかず君」








Aはそんな俺からぱっと離れ、ニコッと愛想笑いをした








高尾「騙されるわけねぇだろ、こっちは本気で心配してんだ！

俺じゃ、頼りない…？」








そんな愛想笑いくらい、見破れるに決まってんだろ。









A「それ、かず君が言えることかな」

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