赤司先輩って…なんか…こう、苦手【赤司征十郎】

赤髪の人 ページ4

A「2年2組…あ、あった」


階段を登って2年2組というプレートを探す

教室を見つけてから思ったけど赤司…先輩？って今いるのだろうか


いなかったら待たなきゃいけない、そんなのやだなーなんて思いながら足を進めると電気が付いているのが見えた


あ、別に赤司先輩本人に渡さなくてもいいんだ、赤司先輩がいなかったら頼んでこようと思い、ドアをコンコン、とノックする


そして、

A「失礼します」

と行ってドアを開け、中を見渡した



A「え、」


「？…君は…」


速攻ドアを閉めそうになったものの、あ、だめだめと思いながらも出た声がえ、という声


いやだって…



A「貴方はコンビニの時の…」


そう、コンビニで友達と喋っていた時にいきなり声をかけてきた赤髪の人がいたから


教室で1人、本を読んでいたんだろう

ってそんな事はどうでもいいんですけどね


「やぁ、あの後ちゃんと帰ったかい？」


A「え、あ、まぁ…はい…。」


この人しかいないならまた後で来ようかな、なんて思った私は


A「失礼しました」


と言ってドアを閉めた

はぁ、と溜め息を吐くと急に目の前のドアが開いた


A「わっ」

驚いてそんな声が出る


上を見上げると赤髪の人が立っていた。



「要件、俺で良ければ聞くけど？」

なんて言ってくる


A「え、いや、大丈夫…です、」

この人となるべく関わりたくないのでそう断ると、

「それじゃあまた出直すのかい？面倒な事するね、君」

とにこっと笑われた


ちょっと今のはイラっときましたよ、赤髪の人！

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