赤司先輩って…なんか…こう、苦手【赤司征十郎】

大きくない！？ ページ29

まさかここで黄瀬涼太に会うなんて

お母さん倒れそうだな、と思いながらお母さんの方へ行った黄瀬さんを見ていると、ふと赤髪が目に入った


あれは…


赤司先輩。


こんなに早く見つかると思ってもみなかった


さて、早くダンスする相手を見つけないと！



実はこのパーティー、ダンスもあるらしい

できない人でも大丈夫とか…いやできるけど！



最初の相手…


赤司先輩がいいな、なんて


ないない、赤司先輩に恥をかかせるだけだ辞めとけA


そんな事を思いながら人が沢山いるイコール集団になっている人達に頭を下げた


ざっと20人過ぎくらいかな

にしても皆さん体格が宜しい…


特に紫の頭の人なんか…大きくない！？


っていうかなんか…ゴリラっぽい人も大きない！？

後顔が中国っぽい人！！



す、凄いな…なんて思い、通り過ぎようとすると


「ま、待ってもらえますか！」

と女の人に声をかけられた


A「何か…？」


「えっと…貴女、スポーツを何かしているんですか？」


敬語、慣れていないのかな


A「はい、週に一度バスケットボールを…」


これでもエースです、なんて事は言わず、そう答えると女の人は目を輝かせた


いや、女の人だけじゃない


その場にいる全員が興味を持った…みたいな


するとさっきも言ったが紫のとても大きい人に持ち上げられる


A「えっ…！」


「小っちゃいのにできんの、バスケ」


高い！まじで高い！！


直ぐ他の男性が焦って来る


「アツシ、おろして差し上げないと！」

「しかも失礼な言葉かけんな！！」


そうして降ろしてもらったわけですが…




た、高かった……

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