赤司先輩って…なんか…こう、苦手【赤司征十郎】

呼び出し ページ20

A「あー終わったぁ…。凄い長かったね午後の2時間」


「そりゃアンタがいつもサボってるからでしょ」


早くも6時間目が終わり、ぐぐっと伸びていると突っ込まれる

いつもは逆なのにね


「それでテスト良いんだからいいよねー」

A「次はわからないよ」

そう言うとまたまた〜とどやされる


「あっ、そうだA！今日一緒に帰んない？皆で」

A「皆で？」

「うん、いつもAだけいないから」

ちょっと嫌味に聞こえるけど流しておこうかな。

A「いいよ。」

私がそう返事するとやった！皆に言ってくる！と言って元気に教室を駆け回っている友達


皆でと言っても女子だけだけど。

「あのっ」

A「はい？」

何故かぱぁっと顔を明るくしている女子達を見ていると、後ろから声をかけられた


「今日の放課後っ！屋上に来て下さい！」

A「え？あ、ちょっと…」

それは多分2組の男子で、隣のクラスだ

因みにさっきは廊下にいたから声をかけられたんだと思う。

どうしようか…そう悩んで教室に入ったらそれを見ていた女子が更に目をキラキラさせてる


「A！明日帰ろう！今日はその子の所行って来なよ！」

なんて言うもんだからうん、と返してしまった


これが赤司先輩なら…


良かったのにな。なんて


だって大体予想つくんだもん


私はもう一度はぁ…と溜め息をつき、席に着いた

聞かれた→←趣味悪！

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