【ジョジョ3部】憎まれ兄弟その��/花京院典明 ページ44
続き。
ーーー
「うわ、本当だ・・・人が怪我しちゃってる・・・」
『石を退けてくれるなんてシニョリータは優しいな...。』
「は、はぁ。」
どうして優しいとなるんだろうか。
急いで花京院くんのところへ戻らないと。
「花京院くんッ！」
「な、なんだね君は！？」
「勝手に入ってくるんじゃない！」
そこには、敵の姿はなく、医師が4人。
気配がなくなったのがわかった。ちらりと後ろを見やると、シーザーさんは姿を消していた。
「ん？君は確か連れの...」
「あなたたち、なにをしているの！？」
「えっ？」
医師たちは困惑している。
当たり前の反応だろうが、そんな場合ではない。
花京院くんの肩から血が流れ出ている。
「誰なの、花京院くんを傷つけたのは。」
「誤解だ！我々はナースコールで呼ばれたんだ。」
「嘘。あなたたちの中に1人は混じってるんでしょう。」
医師の四人の名前は知らないので、色々だめなのだが。
「A、僕は大丈夫。さっき、敵に襲われた時、ハイエロファントで結界を張って、なんとか致命傷だけは防げたんだ。」
花京院くんの言う通りかもしれない。
でも。
「だからわかった。この部屋に出入りした人数が。2人出て行った。そのうち1人は戻ってきたんだ。その間に3人の医師が入ってきた。」
と、真実に近づく言葉を貰った。
「・・・だ、そうだけど、どうかな、そこの汗だくのお兄さん。」
「エッ！？」
「なにを言ってるんだね、彼は確かに私たちと来た先生だぞ。」
こんな汗だくになってまぁ・・・
見つからないわけがないんだけど。
「待て。足元をよく見るんだ。」
「足元・・・？」
汗だくのお兄さんが恐る恐る下を見る。
「ハイエロファントがさっき戻ってきた1人に巻きつけておいた。」
「こ、これは....ハッ！？」
「？」
汗だくのお兄さんだけが反応する。
やっぱり、こいつがスタンド使い。
「ッ、ぎゃあああああああああ！！！」
そこで、悪夢は終了。
偽物だとわかった医師たちはその人をベッドに縛り付けてもう動けなくしたそうだ。
「花京院くん、大丈夫？」
「大丈夫だよ。A、さっきからそればっかりだね。」
「だ、だって心配、だったから...」
花京院くんは本当に肩を刺されただけで済んだ。
なんともヒヤヒヤする事件だった。
「A、お願いがあるんだ。一緒にいるよりは、ジョースターさん達と一緒に行く方がいい。仲間は多い方がいいからね。」
「で、でも。」
【ジョジョ3部】憎まれ兄弟��/花京院典明→←【色々】バレンタインデー()/色々
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 7人がお気に入り
お気に入り作者に追加
「短編集」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ミネストローネ(プロフ) - 面白いですね！お気に入り登録しました！ (2019年10月4日 18時) (
レス) id: 6466f96ebf (このIDを非表示/違反報告)
NAME - はじめまして！ACVDのお話（それも財団の！）が見れてとても感激しています！愛おしい財団や戦闘への執着から開放されたマギーちゃんが見れて幸せです、素敵な作品を有難うございました！陰ながら応援させて頂きます…！ (2016年9月14日 13時) (レス) id: dc80bdbe51 (このIDを非表示/違反報告)
奈々@カラ松girlになりたい人(プロフ) - 紫炎さん» 続きあげました！！ ちゃんと甘くなってるといいな・・・。 (2016年2月18日 6時) (レス) id: 23ffe58b5d (このIDを非表示/違反報告)
紫炎 - 番頭ォォォォオォォォォオ(( ありがとうございました！！続き書いてくれるんですか…！？か、神がいる← 本当にありがとうございました！ (2016年2月10日 23時) (レス) id: 7a931205dd (このIDを非表示/違反報告)
奈々@カラ松girlになりたい人(プロフ) - 紫炎さん» できました。...あまり甘めではなかったかも知れないです。よければまた今度続きを作らせてください！ リクエストありがとうございました！ (2016年2月10日 6時) (レス) id: 23ffe58b5d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
