【おそ松さん】猫好きな君。/一松 ページ23
ある日。路地裏で、猫に餌をあげている君を見つけた。
「今日もいるのかな。」
朝の10時過ぎ。
私は例の路地裏を除く。
君はいた。
名前も知らないけれど、君は猫と戯れるのが好きなことだけは知ってる。
と、その時。トントンと肩を叩かれた。
振り向くと、君と同じ顔があった。
「きみ、一松の知り合いなの?」
一松、っていうんだ・・・。
って、そんなことじゃなくて。
知り合いじゃないです、と首を振った。
「そっかぁ、んー・・・じゃあ一松が話してくれる子とは違うのかな・・・。」
も、もしかして彼女さんとかいるのかな?でも、でも、私は別に、猫が好きな君を見てるだけ嬉しいし・・・・。
「何してんの。」
そう言った君に驚いて、私はわ、と声に出してしまった。
「あ、一松。これからおそ松兄さんが遊びに行くってさ。一松も行く?」
おそ松兄さん・・・?
誰だろう、と思いながらも、話を聞く。
「・・・十四松も行くの?」
また新しい名前がっ・・・!
ていうか、もしかして君と同じ顔がいくつもあったりするのかな。4つ子・・・とか。ないよね・・・。
「行くよ。ていうかみんな行くってさ。」
「あっそう・・・。しょうがないから、行くよ。」
「あの、私も行ってもいいですかっ!?」
なんだか、猫が好きな君以外も見てみたい、と思い始めて、私はそう言ってしまった。
「と、言っても僕は初対面、だし・・・。」
「Aです!よろしくお願いします!」
「・・・・どうすんの。俺は別にいいけど。」
君はいいって言ってくれたけど、他の人は、どうなんだろう・・・
「えっと、僕はチョロ松です。待ってね、今みんなに電話するから。」
と言って、チョロ松さんは電話を取り出す。
「俺、一松。・・・・お前、よくここ見に来るけど、いっつも何してんの?」
君は私の方を向いてそう言った。えっと、なんて言えばいいんだろう。
「猫と戯れる君を見てましたっ!」
ここは正直に言おう。うん。
「________。は?」
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ミネストローネ(プロフ) - 面白いですね!お気に入り登録しました! (2019年10月4日 18時) (レス) id: 6466f96ebf (このIDを非表示/違反報告)
NAME - はじめまして!ACVDのお話(それも財団の!)が見れてとても感激しています!愛おしい財団や戦闘への執着から開放されたマギーちゃんが見れて幸せです、素敵な作品を有難うございました!陰ながら応援させて頂きます…! (2016年9月14日 13時) (レス) id: dc80bdbe51 (このIDを非表示/違反報告)
奈々@カラ松girlになりたい人(プロフ) - 紫炎さん» 続きあげました!! ちゃんと甘くなってるといいな・・・。 (2016年2月18日 6時) (レス) id: 23ffe58b5d (このIDを非表示/違反報告)
紫炎 - 番頭ォォォォオォォォォオ(( ありがとうございました!!続き書いてくれるんですか…!?か、神がいる← 本当にありがとうございました! (2016年2月10日 23時) (レス) id: 7a931205dd (このIDを非表示/違反報告)
奈々@カラ松girlになりたい人(プロフ) - 紫炎さん» できました。...あまり甘めではなかったかも知れないです。よければまた今度続きを作らせてください! リクエストありがとうございました! (2016年2月10日 6時) (レス) id: 23ffe58b5d (このIDを非表示/違反報告)
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