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プレゼント【龍雄】 ページ23

暫くし、織田作は一つの箱が入った袋を持っていた。

「誰のを買ったんだ?」

「太宰のを」

「じゃあ次は坂口君か。店を変えるか?」

「嗚呼、そうしよう」

織田作はコクリと頷いた。

「さて、じゃあ何処に行くか」

「彼処とかいいんじゃないか?」

「彼処か。いいんじゃないだろうか」

織田作が指差したのはとある店だった。二人はその店に入り、各々好きなものを見に行った。

(お、これは)

龍雄な何かを見つけ、それを手にとった。

「これにしよう」

暫くして、二人は店から出た。二人とも、袋を持っている。

「次は何処に行くか」

「もう時間がないように思える」

時刻は午後五時。龍雄は早く帰ってこいと福沢に言われていた。

「そうか、ならお別れだな」

「お別れだ。…あ、そうだ」

龍雄は袋を漁り、何かを取り出した。

赤色のミサンガだった。

「君に合うと思ったんだ。」

「有り難う。俺も、アンタに渡したいものがある」

織田作は袋から細長い箱を取り出し、龍雄にあげた。

「開けていいか?」

「嗚呼、寧ろ開けてくれないと困る」

龍雄はドキドキしながら開けると、白いネクタイが入っていた。

「全体的に黒いから、白が似合うんじゃないかと思った」

「アタシの髪の色と同じだ。」

「アンタから貰ったミサンガ、大事にするよ」

「嗚呼、是非そうしてくれ」

そんな会話をして、二人は別れた。
ーーー
白いネクタイは織田作から貰ったという設定でした。

新しい孤児、拾いました(彩乃)→←悪寒立つ善意なぞ[涙香]



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シオン(プロフ) - 更新しても良いのか? (2021年8月24日 17時) (レス) id: 1c08a873e8 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - いろえんぴつさん» 下のコメントに来れないとなってたコメントがあって枠の3番目の作者のキャラはどうなるかなと思ってます (2021年6月2日 18時) (レス) id: 1c08a873e8 (このIDを非表示/違反報告)
いろえんぴつ(プロフ) - 桜さん» どう言う事です? (2021年6月2日 16時) (レス) id: c175a64265 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - いろえんぴつさん» そういえば3枠のはどうなりましたか? (2021年5月27日 19時) (レス) id: 1c08a873e8 (このIDを非表示/違反報告)
いろえんぴつ(プロフ) - 桜さん» 良きです!! (2021年5月27日 7時) (レス) id: c175a64265 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:いろえんぴつ x他4人 | 作者ホームページ:http  
作成日時:2019年3月23日 22時

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