これがキモカワってヤツか ページ7
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「ところでさ、Aの呪力量ハンパないんだけど、何か知ってる?」
五条は先程の雰囲気は微塵もない今まで通りの調子でそう聞いた。
「生まれつきだよ」
「なら術式とかは使える?」
「全然!」
「それってドヤ顔しながら言うことじゃないよね。」
全く術式が使えないと言えば、五条に頭を軽くごつかれた。
うへぺろ。
........てか、体が縮んだ今、前のように呪力量があるのか?
五条たちの「呪力量が人並外れている」という発言が子供が持っていい呪力量をはるかに超えているという意味なら、多分減ってる。
前より減ってるなら今は無理に呪具は使わない方がいいな。
反動で死ぬわ。
まぁ、呪力暫く使えなかったからブランクあって仕方がないけどな。
......いや待てよ?
この状況を逆手に取ってしまえば。
「......え、ちっちゃくなっても私天才では??」
「?なんか言った?」
五条がなんか言ってたけど無視←
つまりだよ?今からもう一度鍛え直せば、術式使えるのでは??
まぁ、反転術式とかはぜぇーったい無理だからそういうのじゃなくて、今使ってる呪具の応用で.......。
「A、とりあえず今持ってる呪力量を測りたいから行くよ。」
と、五条に持ち上げれ、そのまま連れていかれる。
「....うわっ、高っ」
こいつ足長ぇぇぇぇ
「え、何?高くして欲しい??しっかたがないなぁ!」
そして五条は私を肩車した。
「ちょまて待て待て!!高すぎ!!天井着く!!頭がァァァ!!!」
私の絶叫を残して、私たちはその場から消えた。
「あっっれ1秒前は違う部屋にいたような....。」
「トんだだけだよ。」
瞬間移動ってやつか。
五条ならやりかねん。そういうことにしとくわ。
「あ!夜蛾先生!!」
すると、前には夜蛾先生が可愛いを作っていた。
いや、相変わらず絵面えぐいってぇ
「どうした。」
「Aの呪力量の測定。」
五条がそう言うと、夜蛾先生はチクチクと動かす針を止め、ひとつのぬいぐるみに手を取る。
「........キモカワってやつ?」
ぬいぐるみを手に取り、そう呟く。
なんだこれと思いながらそれをじっと見つめる。
「....もうそろそろの筈なんだけど、こないね。」
「出力をもっと上げるべきか?」
二人の会話の意味が分からず首を傾げる。
「.......!」
ぬいぐるみが、動いた。
それも、腕はグーパンの格好。
危ねぇな、当たるとこだったじゃねぇか。
いや、は???
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∞輪廻∞(プロフ) - 猫餅さん» 教えて下さりありがとうございます...!早急に直しますね。ご指摘感謝です! (2021年8月22日 21時) (レス) id: a7a0dcccc8 (このIDを非表示/違反報告)
猫餅 - 冥さんの漢字が瞑になってます。。。 (2021年8月22日 16時) (レス) id: da7b97d38e (このIDを非表示/違反報告)
∞輪廻∞(プロフ) - プスメラウィッチさん» コメントありがとうごさいます!!五条オチの話も考えておきますね。リクエストありがとうございました! (2021年5月28日 22時) (レス) id: a7a0dcccc8 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ - 初めまして、この小説は五条悟オチですか?できれば五条悟オチでお願い出来ますか?続き頑張って下さい。応援してます。 (2021年5月27日 17時) (レス) id: 8685377221 (このIDを非表示/違反報告)
∞輪廻∞(プロフ) - アオイさん» 感謝の気持ちで溺れそうです....!!コメントありがとうね! (2021年1月26日 20時) (レス) id: a7a0dcccc8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:∞輪廻∞ | 作成日時:2020年12月20日 0時