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―――そして僕、約束は守る
黒獣は稲妻のように襲い掛かり、一瞬で敦で敦の右足を切断した
悲鳴のような叫びのような痛みにもがき苦しむ敦は地面に転がり叫び続けた
―――そうだ…僕はずっと見捨てられながら生きてきた。泣くことも許されず誰からも認められず
人間としての居場所もなく…
―――それでも僕は…！
芥川と樋口はふと背後の気配を感じ後ろへ振り向く
「なんだと……？」
見れば―――なんと敦は虎の姿に変身しつつあった。先程切断された足もみるみる再生を始める。
『ほう、切断された足が再生したか…治ったと云うより“直った”とでも云うのかな…
さてさて、芥川先輩―――どう出る…』
咆哮一声、敦基、虎は芥川目掛けて襲い掛かる
―――羅生門顎！！！！
黒い刃面が空間に出現し、虎の巨体を前後2つに切断する。
「ゴホッ、ゴホッ…く、生け捕りの命の筈が…」
すると切断された虎の巨体は透明になって消えた。
よく見ると辺りに雪が降っている
見れば瀕死の谷崎が異能力細雪を発動させ不敵な目で芥川を見ていた
―――今切り裂いたのは虚像か！！！では…！！
芥川の背後に実体の虎が出現する。
―――羅生門叢！！！！！！
虎はその黒い手に向かっていく。凄まじい異能力同士が激闘しようとしたその時
―――はーい！そこまで
どこからともなく現れた太宰が両者の中央に立ちはだかり指先で触れると、羅生門も虎も瞬時に消滅してしまった。敦のは気を失って地面に倒れ込む
「な…」
驚く芥川と樋口―――
「貴方は探偵社の…何故ここに？」
「美人さんの行動は気になっちゃうたちでね…
こっそり聞かせてもらった」
「まさか！！！！」
慌てて樋口がポケットを漁ると盗聴マイクがあった。……まさかあの時に、最初から私の計画を見抜いて……
「ほらほらおきなさいよー敦君、3人もおぶって帰るの厭だよ、私」
と、敦をつついている…
「生きて返すとでも思っているのか！！」
樋口がそう叫ぶと―――
―――いいえ、樋口先輩…貴方がたではその人には勝てないのよ…
なんて声が上から聞こえた
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歴史馬鹿 - あの〜かさねかさねすいません誤字ですやはりがはやりになってます (2019年8月5日 22時) (
レス) id: 9576c83dfa (このIDを非表示/違反報告)
歴史馬鹿 - 後もうひとつ誤字が...多分ですか軍警これが正しいかと間違えたらすいません (2019年8月5日 22時) (レス) id: 9576c83dfa (このIDを非表示/違反報告)
歴史馬鹿 - えっと...ネイさん誤字場所は2ページ目の重力使い←此方が正しいです (2019年8月5日 22時) (レス) id: 9576c83dfa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ネイ | 作成日時：2019年6月23日 2時
