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注意

嘔吐表現が入ります。苦手な方はご注意を。




┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈



「それじゃあね!今日僕が寝るまで側にいて!後、また今度一緒に遊んで!勿論異能じゃなくてね。」


そう言い終わると「駄目かな?」なんて言ってくるQ。


『・・・良いですよ。ですからお布団に入って下さい。』


「わーい!」と言いながらすぐに布団に入るって私を待つQを見て、少し笑みがこぼれた。
そしてQの側まで近寄る。


「ねぇお姉さん。僕お姉さんの名前聞いてない。」


そういえばそうだ。名乗っていなかった。

『私は萩原Aです。よろしくお願いします。』

「A・・・Aお姉さん。」

『はい?』

「お歌歌って。」


歌、歌かぁ、確か私が幼い時に、
昔、聞いたことがある曲を思い出しながら歌う。



『〜♪〜♬』


すらすらと口から出てくる歌。
これは、誰から聞いたんだろう。


歌っている途中、頭がずきっと痛くなった。


『ッ!』

幸いQは眠ってくれていたから良いが、痛さゆえに頭を抱える。

何だ?この記憶は。

《Aだけに特別に聞かせてあげるね。》


誰だ。

《Aはきっと良いお嫁さんになれるよ。》


誰だ。


《僕は誰よりも君のことを1番に考えてるよ。。》

誰だッ


記憶に霞がかかったまま私は地下牢を後にし、自室に急いで戻った。


『ッはぁ、はぁ、誰ッ誰ッ!ゥ、うぇ、』


急に気持ち悪くなり、急いでトイレに駆け込む。


『おぇ、うぇ、ゴホッゴホッ・・・はぁはぁ、』


自分のは知らないはずなのに、脳裏に焼き付いて離れない。知らない記憶。

大きな手、私を見つめる瞳、優しい声をかけてくれた男。

父では無い、誰か


洗面所へ口をゆすぎに行く
冷たい水が口の中へ入る。

するとまた頭の激しい痛みが襲う。
それと同時にまたもや記憶が流れ込んでくる


《初めまして。僕はポートマフィアの〜ーー》







『・・・嘘、』


その名が脳に流れてきた瞬間私は意識を失った。



















脳に流れてきたその人の名は



















太宰治と言った。

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かるーあ(プロフ) - 初レス失礼します。いつも愛読させて頂いてます。スランプとか、やっぱりありますよね!私も一応作者なので解ります‼︎応援しながらのんびり更新待ってますね^^どうかご無理だけはなさらず! (8月7日 18時) (レス) @page20 id: 33aaf0fec0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:朝はパン派 | 作成日時:2023年7月3日 5時

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